
J:COM、15万作品のデータで番組を提案するAIアバター「デジタルヒューマン」を開発
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J:COM株式会社は、音声対話で番組をレコメンドするAIアバター「デジタルヒューマン」を開発しました。約15万作品のメタデータをAIで解析し、ユーザーの気分に合った作品を会話を通じて提案します。2026年3月6日からモニター向けの実証実験を開始し、同年上半期の商用化を目指す方針です。
ポイント
- 1膨大な作品データと会話で、曖昧な要望から好みに合った番組を提案
- 2間違った情報を伝えない「ガードレール機能」を搭載し、家族でも安心
- 3将来的にはテレビ画面や店頭のデジタルサイネージなどへの展開も計画
背景と開発の狙い
近年、幅広い年齢層がデジタルサービスを利用するようになり、操作方法の案内など「すぐにわかりやすい」対応への期待が高まっています。J:COMはこのニーズに応えるため、対話型インターフェースの開発に着手しました。
特に、膨大な作品の中から自分に合うものを見つけづらいという声が多い「番組レコメンド」を最初のテーマに選びました。同社が運営する動画配信サービス「J:COM STREAM」で視聴可能な約15万作品のメタデータを活用しています。
デジタルヒューマンの特徴
このAIアバターは、「泣ける映画が観たい」といった曖昧な要望に対し、会話を重ねてユーザーの興味を深掘りします。そして、蓄積されたコンテンツ紹介のノウハウと組み合わせ、最適な作品を提案する仕組みです。
また、AIが誤った情報を伝えないよう、独自の「ガードレール機能」を搭載しています。これは番組の検索時だけでなく、雑談時にも機能するため、子どもを含む家族全員が安心して利用できる点が特徴です。
今後の展開計画
2026年3月6日から12日にかけて、お客さまモニターを対象に実証実験を行います。使用感を検証した上で、2026年上半期の商用展開を目指します。
将来的には、テレビの画面や「ジェイコムショップ」店頭のデジタルサイネージ、オフィスの受付など、さまざまな場面への展開を予定しています。J:COMの岩木陽一社長は、視聴履歴などのビッグデータと連携し、パーソナライズ体験をさらに高めていく方針です。
Q&A
Q. デジタルヒューマンとは何ですか?
A. J:COMが開発した、音声で会話をしながら番組を紹介してくれるAIのキャラクターです。気分に合った作品を提案してくれます。
Q. 普通のレコメンド機能とどう違う?
A. 単にジャンルで絞り込むのではなく、「小学生が好きそうな映画は?」といった漠然とした要望から、会話を通じて好みを引き出し、番組を選んでくれる点が新しいです。
Q. 誰が使うことを想定していますか?
A. 膨大な作品の中から選ぶのに困っている視聴者全般を想定しています。家族で安心して使えるよう、安全性にも配慮されています。

O!Productニュース編集部からのコメント
「泣ける映画が観たい」というざっくりしたリクエストから会話で掘り下げるのは、人間の店員さんに相談する感覚に近いですね。選び疲れを解消する新しいUIとして興味深いです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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