
マネーフォワード、LPの小さな疑問を拾うAIチャット導入事例をmiiboが公開
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株式会社miiboは、マネーフォワードの法人向けサービスサイトにおけるAIチャットボット活用事例のインタビュー記事を公式サイトで公開しました。マネーフォワードは、料金体系の複雑さから発生する「小さな疑問」を解決するために、過去の挫折を経て生成AIを活用したチャットを本格導入したとのことです。この取り組みにより、料金ページでの質問解決率約80%を達成し、月間数千人が利用するチャットとなっています。
ポイント
- 1マネーフォワードのLPで、料金に関する小さな疑問をAIチャットが解消し、解決率約80%を達成しています。
- 2過去2度のチャットボット導入の挫折を経て、生成AIの精度向上によりmiiboで再挑戦し本格導入に至りました。
- 3料金情報はプロンプトで管理し、その他はナレッジと分離することで、高い回答精度を実現しています。
導入の背景とmiiboを選んだ理由
マネーフォワード クラウドの法人向けLPでは、料金体系の複雑さからユーザーが「少し確認したい」という疑問を抱えるケースが課題でした。サイト内にフリーワード検索もなく、その場で疑問を解消する手段が必要だったと言います。過去に生成AI以前の技術やプロダクト向けチャットの流用を試みたものの、2度とも挫折。生成AIの精度が向上したことを機に再検討し、社内の別サービスでの活用実績をきっかけにmiiboを選びました。決め手は、LLMを自由に切り替えられる柔軟性、導入コストの低さ、日本語サポートの充実だったそうです。
設定と運用の工夫
正確性が求められる料金情報はプロンプト側で管理し、その他の情報はナレッジから取得する形に分離しました。また、LP上の表現の揺れ(「無料で1か月使えます」と「無料トライアル開始はこちら」など)をAIが齟齬なく扱えるよう整理しています。導入決定からリリースまでは1〜2か月で、設定は担当者自身、LP実装はエンジニアが対応したとのことです。
導入成果と今後の展望
料金ページではAIによる質問解決率約80%を達成し、確定申告シーズンの繁忙期には月間数千人がチャットを利用しました。従来の問い合わせフォームには上がらなかった「小さな疑問」が可視化され、LP改善のヒントとしても活用されています。今後は、AIが答えられなかった質問に対してリアルタイムなアクション(見込み度の高い質問へのオンライン予約導線の提示など)を強化する予定です。また、ユーザーの情報収集行動の変化を踏まえ、LPに書ききれない補足情報をAIが受け止める形を模索しています。
Q&A
Q. マネーフォワードとは何ですか?
A. 経理や会計などの業務を効率化するクラウドサービスを提供する企業です。今回の記事では、その法人向けサービスのLPにAIチャットを導入した事例が紹介されています。
Q. このAIチャットは、普通のFAQと何が違うのですか?
A. 料金体系に関する「小さな疑問」を自然な言葉でその場で質問でき、約80%の解決率を達成している点が違います。従来の問い合わせフォームには上がらなかった声も拾えるようになりました。
Q. このAIチャットは誰に向けて作られたのですか?
A. マネーフォワードの法人向けサービスを検討しているユーザーが対象です。特に料金プランが複雑で「少し確認したい」という疑問を持つ人を想定しています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
問い合わせフォームには上がらない小さな疑問を拾えるのがよくわかる事例ですね。LP改善にもつながるので、BtoB SaaSのマーケターには刺さりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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