
リチェルカ、仕入計上を自動化する「納品消込エージェント」本格提供
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リチェルカは2026年10月8日、仕入計上業務を支援する「納品消込エージェント」の本格提供開始を発表しました。納品書や請求書をAIでデータ化し、発注・買掛金データと明細単位で照合します。担当者は差異のある明細を確認・修正し、照合後のデータを基幹システムへ取り込む流れです。同社は先行導入した複数の企業で、仕入計上業務の工数を60%以上削減したとしています。
ポイント
- 1RECERQAシリーズの「納品消込エージェント」が仕入計上業務を自動化
- 2納品書・請求書をデータ化し、発注・買掛金データと明細単位で照合
- 3差異のある明細を担当者が確認し、基幹システム向けデータを出力
メーカーごとに異なる書類の照合を自動化
リチェルカは2026年10月8日、仕入計上の工程を担う「納品消込エージェント」の本格提供開始を発表しました。Agentic ERP「RECERQAシリーズ」のAIエージェントで、納品書と発注データの消込から、請求書と買掛金データの照合までを支援します。
多くの品目を扱う卸売業では、メーカーごとに納品書の形式や商品名の表記が異なり、発注データを探して照合・入力する業務に経験が必要でした。仕入計上後には、請求書と買掛金を突き合わせる作業もあります。本サービスは、こうした書類のデータ化と照合をつなぎます。
データ化・照合・例外確認・出力の4工程
AIが異なる形式の納品書や請求書から明細を読み取り、発注・買掛金データと照合します。照合に使う項目は企業ごとに設定できます。
| 工程 | 自動化する内容・担当者の役割 |
|---|---|
| 書類のデータ化 | 納品書・請求書を明細も含めて読み取る |
| 発注・買掛金との照合 | 納品書を発注番号・商品コード・金額・数量などで照合して発注残を消込。請求書は買掛金と金額を照合 |
| 例外の確認 | 差異が見つかった明細の理由を担当者が確かめ、修正する |
| データ出力 | 照合後、基幹システムに取り込めるデータを出力 |
基幹システムへ取り込むデータを出力する工程までが発表されています。導入時には、自社で使う照合項目や出力データの取込方法を確認する必要があります。
納品書・発注データの取得から自動照合、例外確認までの利用イメージ(出典:リチェルカの発表)
全件確認から差異のある明細の確認へ
担当者は商品・数量・金額などに差異がある明細を確認し、理由を確かめて修正します。すべての納品書と請求書を目視する運用から、例外を中心に確認する運用へ移せるとしています。
リチェルカによると、先行導入した複数の企業で仕入計上業務の工数を60%以上削減しました。発表には対象企業の社名、測定期間、業務量などの詳細は記載されていません。自社での効果は、書類の形式や照合条件、差異の発生状況に合わせて確認する必要があります。
料金や標準の導入期間も今回の発表には記載されていません。
Q&A
Q. 納品消込エージェントとは何ですか?
A. RECERQAシリーズで仕入計上を担うAIエージェントです。書類をデータ化し、発注・買掛金との照合から基幹システム向けデータ出力までを支援します。
Q. 担当者による確認は残りますか?
A. 差異が見つかった明細は、担当者が理由を確かめて修正します。照合項目は企業ごとに設定できます。
Q. 工数削減の効果は公表されていますか?
A. 同社は先行導入した複数の企業で60%以上削減したと発表しています。測定条件の詳細は未公表で、自社での効果は導入時の確認が必要です。
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O!Productニュース編集部からのコメント
納品書の読み取りと発注データの照合がつながると、確認すべき差異を整理しやすそうです。自社でよく起きる表記ゆれや数量違いを使って、例外の確認手順を試してみたいですね。
この記事の著者
O!Productニュース編集部

