
AIが愚痴聞き相手に。ミュートス、無料のAI相談サービス「Chit」提供開始
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製薬・医療業界向けのシステム開発を手がけるミュートスは10月30日、AIと気軽に会話できる「AI井戸端会議サービス Chit(チット)」の提供を開始しました。専門家に相談するほどではないけれど誰かに聞いてほしい、そんな日常の悩みや愚痴を、人間関係を気にすることなくAIキャラクターに話せる無料のWebサービスです。
ポイント
- 1人間関係を気にせず、AIに無料で悩みや愚痴を相談できる
- 2年齢や背景が異なる、多彩なAIキャラクターが対話相手
- 3テレワーク下のコミュニケーション課題解決が開発のきっかけ
ミュートスが提供を開始した「Chit」は、ユーザーが抱える日頃の不満や友人には話しにくい悩みなどを、AIを相手に気軽に相談できる新しいサービスです。コロナ禍以降に増えた「誰かに話を聞いてほしい」というニーズに応えるもので、利害関係のない第三者であるAIだからこそ、気兼ねなく本音を打ち明けられる点が最大の特徴といえます。
このサービスは、もともと同社が継続するテレワーク勤務の中で、社員同士の関係が希薄になりがちだった課題を背景に、社内プロジェクトとしてスタートしました。社内のチャレンジ精神から生まれたアイデアが、広く一般のユーザーにも提供される形となった格好です。
利用者は、年齢や性別、バックボーンが異なる複数のAIキャラクターの中から、その時の気分に合った相談相手を選ぶことができます。例えば、スタートアップのアドバイザーを務める30歳男性や、子育て経験のある45歳女性、工学を専攻する男子大学生など、個性豊かなキャラクターが揃っています。相談内容は非公開で、いつでも自分で削除できるなど、プライバシーにも配慮されています。
利用はメールアドレスを登録するだけで、パソコンやスマートフォンのブラウザからすぐに始められます。同社によれば、今後は相談相手となるキャラクターをさらに増やしていくほか、ユーザーが自分好みの相談相手を作れる機能の追加も予定しているとのことです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIに話すという行為は、友人や家族に話すのとは違う心理的なハードルの低さがありそうです。社内課題から生まれたという開発経緯もユニークで、今後のキャラクター拡充に期待したいですね。

















