
RightTouch、AIとコンサルでCS変革を統合支援する新サービスを発表
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データとAIでカスタマーサポート(CS)の変革を支援するRightTouchは、企業のAI戦略から実装、その後の改善までを一気通貫で支援する新サービス「RightTouch Professional Service」の提供を開始しました。自社開発のAIプロダクトとコンサルティングを組み合わせ、CS部門を起点とした事業成長を後押しするとしています。
ポイント
- 1AI戦略の立案から実装、改善サイクル構築までを「一気通貫」で支援
- 2プロダクト提供だけでなく、専門家が伴走するコンサルティングを組み合わせ
- 3CSを「問い合わせ対応の現場」から「価値創造エンジン」へと変革することを目指す
AI導入の「部分最適」から脱却へ
RightTouchが2025年12月23日に発表した「RightTouch Professional Service」は、同社が培ってきたCS領域の知見とAIプロダクト「QANT」シリーズの実績を活かした伴走型の支援サービスです。
多くの企業では、CS部門にAIを導入する際、人手不足を背景に「問い合わせ数の削減」といった短期的な目標設定に留まりがちです。その結果、プロセスが部分的に改善されても、CS全体の高度化にはつながらず、かえって顧客体験を損なうケースも少なくないと、同社は指摘します。
新サービスはこうした課題に対し、AIを前提としたCS戦略の再構築を支援。AIオペレーターの導入や、人とAIが協働する業務サイクルの構築などを通じて、CS部門全体の変革を目指します。
戦略からプロダクト活用まで3領域で支援
サービスの提供領域は大きく3つに分かれています。企業の課題やフェーズに応じて、必要な支援を組み合わせて提供するとのことです。
- Strategy Consulting(戦略コンサルティング)
CS部門が目指す姿の策定から、AI活用の全体設計、具体的な計画立案までを支援します。 - Assessment & Analysis(アセスメント・分析)
顧客の声(VoC)やWeb上の行動データを分析し、現状を可視化。具体的な改善策を立案します。 - Product Enablement(プロダクト活用支援)
同社のAIプロダクト群「QANT」の導入・実装から、導入後の改善PDCAまで伴走し、価値の最大化を図ります。
RightTouchは、このサービスを通じてCS部門に蓄積された膨大な顧客の声を「企業の競争力の源泉」へと変え、事業成長と顧客価値創出の中核を担う「価値創造エンジン」へと進化させることを目指すとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AI導入は「入れて終わり」ではない、という当たり前の難しさに正面から向き合ったサービスですね。特に顧客接点の最前線であるCSでは、ツールと人間の協働設計が成功の鍵です。このサービスが「使われ続けるAI」のモデルケースをどれだけ生み出せるかに注目です。


















