
Linc、外国人労務管理と在留資格申請を一元化する「Global Hub Talent」を提供開始
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外国人材の採用・定着支援AIプラットフォーム「Global Hub」を展開する株式会社Lincは、外国人従業員の労務管理から在留資格申請までを一元化する新サービス「Global Hub Talent」の提供を開始しました。人手不足を背景に外国人材の受け入れが加速する中、企業が抱える煩雑な行政手続きやコンプライアンス管理の課題解決を目指すサービスです。
ポイント
- 1煩雑な従業員情報や在留資格をクラウドで一元管理
- 2複雑な在留資格の申請書類作成を自動化、ミスや更新漏れを防止
- 3採用から定着まで、外国人材雇用の全工程をカバーするプラットフォームへ
煩雑な管理業務をデジタルで効率化
株式会社Lincが、特定技能外国人を受け入れる企業や行政書士向けの新サービス「Global Hub Talent」の提供を開始したことを発表しました。このプラットフォームは、外国人従業員を雇用する際に発生する、複雑な労務管理や行政手続きをデジタル化し、採用後の定着とコンプライアンス管理を支援するものです。
少子高齢化が進む日本では、多くの産業で外国人材が不可欠な存在となっています。政府が今後5年間で最大82万人の受け入れを見込む一方、受け入れ企業の現場では、Excelや紙媒体でのアナログな情報管理による非効率さや、複雑な法律への対応不足によるコンプライアンスリスクといった課題が深刻化していました。
書類作成の自動化で人事担当者の負担を軽減
「Global Hub Talent」は、こうした課題を解決するための機能を備えています。従業員の基本情報や在留資格の種類、在留期限などをクラウド上で一元管理。パスポートなどの必要書類もシステム上で保管できます。また、入国管理局へ提出する「在留資格認定証明書交付申請」といった複雑な書類も、登録情報と連動して自動で作成されるため、転記ミスを防ぎ、作成時間を大幅に短縮します。
これにより、企業は管理工数を削減できるだけでなく、在留期限の更新忘れによる不法就労といった法的リスクを回避できます。適切な労務管理体制を構築することは、外国人従業員の安心感にもつながり、離職率の低下も期待されるとしています。
採用から定着までをシームレスに繋ぐ
Lincは今後の展望として、同社が提供するAI採用プラットフォーム「Global Hub Career」とのデータ連携を強化する方針です。これにより、募集から採用、入社後の定着支援まで、外国人材雇用の全工程を一つのプラットフォームで完結できるようになります。将来的にはAIエージェントによる業務フローの自動化なども進め、外国人材の雇用をよりシンプルにすることを目指すとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
人手不足が深刻化する中、外国人材の受け入れは多くの企業にとって重要課題です。手続きのDXは、担当者の負担軽減だけでなく、外国人の方が安心して働ける環境作りにも繋がりそうですね。










