
電話放送局、生成AI搭載のボイスボット「DHK CANVAS エージェントプラン」を提供開始
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株式会社GROWTH VERSEの子会社である株式会社電話放送局は、自律型生成AIを搭載したボイスボット「DHK CANVAS エージェントプラン」の提供を4月15日に開始しました。従来の自動音声応答(IVR)と生成AIの長所を組み合わせ、柔軟な対話と正確な手続きを両立させます。自社で7,000回線以上の大規模インフラを運用する強みを活かし、セキュリティとコスト効率を重視したサービスです。
ポイント
- 1シナリオ型の確実性とAIの柔軟性をハイブリッドで実現
- 2自社ナレッジを学習させ、24時間365日の「考える電話応対」が可能に
- 3自社インフラによる高セキュリティと、通話件数ベースの「件課金」でコストを抑制
シナリオとAIを併用するハイブリッド型ボイスボット
電話放送局が提供を開始した「DHK CANVAS エージェントプラン」は、ノーコードで構築できるボイスボット「DHK CANVAS」の上位版です。最大の特徴は、あらかじめ設定したシナリオに沿った応答と、生成AIによる自律的な対話を、状況に応じて使い分けられる点にあります。
本人確認や住所変更など、ミスが許されない手続きはシナリオで確実に進めます。一方、FAQや複雑な問い合わせに対しては、AIエージェントが自社のナレッジ(FAQやマニュアル)を基に判断し、自然な対話で対応します。これにより、シナリオ外の質問に答えられない従来の課題と、生成AIの制御の難しさという、二つの課題の解決を目指しています。
大規模自社インフラが支える安心とコスト効率
電話放送局は、自社運営のデータセンターに直接回線を引き込む独自のインフラを構築しています。複数の通信キャリアによる冗長構成で、7,000回線を超える大規模な電話応対を支えてきました。この自社基盤により、外部プラットフォームへの依存を減らし、高い安定性とセキュリティを担保しているとしています。
コスト面でも特徴があります。多くのボイスボットサービスが通話時間に応じた「分課金」を採用する中、同社は1通話あたりの「件課金(コール課金)」を実現しています。生成AIによる対話は通話時間が長くなりがちですが、件数ベースの課金により、コスト効率を高められるメリットがあると説明しています。
3ヶ月での短期開発を実現
このサービスは、電話放送局のIVR実績と、親会社であるGROWTH VERSEのAI Agent構築技術を組み合わせることで、従来は数年かかるとされた開発を約3ヶ月という短期間でリリースに至りました。代表取締役社長の森正行氏率いる電話放送局は、1978年の創業以来、IVRのパイオニアとして金融や公共など幅広い業界にソリューションを提供してきました。
Q&A
Q. DHK CANVAS エージェントプランとは何ですか?
A. 事前設定した応答シナリオと、生成AIによる自律対話を組み合わせた、電話応対自動化サービスです。確実な手続きと柔軟な質疑応答を一つのシステムで実現します。
Q. 従来のボイスボットと何が違いますか?
A. シナリオ外の質問には答えられないという従来の限界を、生成AIが自社のナレッジを学習して対話することで克服しています。一方で、重要な手続きは確実なシナリオで進めるため、AIの暴走リスクを抑えられます。
Q. どのような企業に向いていますか?
A. コールセンターの業務効率化や、24時間対応が必要な企業、特に本人確認などの確実な手続きと、多様な顧客問い合わせの両方に対応したい場合に適しています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
シナリオの確実性とAIの柔軟性を一つのサービスで両立させた点が新しいですね。長時間化しがちなAI通話を「件課金」で提供できるのは、自社インフラを持つ強みが活きています。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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