
日中ビジネスマッチング「NiuBridge」、Alibaba CloudのAI「Qwen」を基盤に正式サービス開始
公開日:
株式会社ニュウジアは3月16日、AIを活用した日中ビジネスマッチングプラットフォーム「NiuBridge(纽桥)」の正式サービスを開始しました。Alibaba Cloudの大規模言語モデル「Qwen」を技術基盤に採用し、言語やコストの壁を解消します。日本と中国、双方の企業がAIとの対話だけでパートナー探しを始められる新たな選択肢です。
ポイント
- 1Alibaba CloudのAI「Qwen」を中核に、4つのAIエージェントが連携して最適な企業を提案
- 2双方向のマッチングに対応、AIヒアリングからレポート生成までは無料
- 3マッチング後は、弁護士や税理士などの専門家への相談もワンストップで案内
言語とコストの壁をAIで解消
NiuBridgeは、日本市場への進出を目指す中国企業と、中国市場への展開を考える日本企業を結びつけるプラットフォームです。サービスの最大の特徴は、Alibaba Cloudが開発した大規模言語モデル「Qwen3.5-Plus」を中核技術として採用している点です。これにより、中国語の高度な理解と、日本語ビジネス文書の生成能力を両立させています。
ユーザーはAIとの自然な対話を通じて自社の要件を伝えるだけで、「ヒアリング」「要件構造化」「候補企業探索」「レポート生成」という4つの専門AIエージェントが連携。最適な候補企業リストをスコア付きで自動生成します。このAIヒアリングからマッチングレポート作成までは、完全に無料で利用できます。
成果連動型の料金体系
課金が発生するのは、候補企業の詳細情報(社名・連絡先など)を開示する時点からです。料金は成果連動型で、中国企業が日本企業の情報を開示する場合は1社あたり15,000円(税別)、日本企業が中国企業の情報を開示する場合は30,000円(税別)からとなります。従来の月額50万円以上が相場とされる日中ビジネスコンサルティングと比較して、初期コストを大幅に抑えられる仕組みです。
株式会社ニュウジアの代表取締役、柏口之宏氏は、「23年以上にわたり日中ビジネスの橋渡しに携わる中で、言語やコストの壁によりビジネスチャンスが失われる現実を見てきた」と背景を説明。同氏は、Alibaba CloudのAI技術と自社の知見を融合させ、この課題を解決したいと述べています。
市場の空白領域を狙う
同社の調査によれば、国内のビジネスマッチングプラットフォーム市場は拡大を続けています。しかし、既存サービスは「日本企業が海外へ出る」方向が主流で、「中国企業が日本に入る」方向に特化したAIセルフサービス型のプラットフォームは存在していませんでした。NiuBridgeは、この市場の空白を埋めるサービスとして位置づけられています。
今後は、2026年第2四半期にアリババグループの卸売プラットフォームとの連携によるサプライヤー検索機能の追加、同年下期にはAI同時通訳機能によるオンライン商談支援の実装を予定しています。
Q&A
Q. NiuBridgeとは何ですか?
A. AIとの対話を通じて、日本と中国の企業同士をマッチングさせるWebプラットフォームです。Alibaba CloudのAI技術を基盤にしています。
Q. 無料でできることと、有料になることは?
A. AIとの相談から、条件に合う企業リスト(企業名は伏せて)のレポート作成までが無料です。リストの中から気になる企業の詳細情報(社名など)を開示する時に初めて課金されます。
Q. どんな企業に向いていますか?
A. 中国市場への進出を考えている日本の中小企業や、日本市場への参入を検討している中国の企業に向いています。特に、高額なコンサルティング費用をかけずにパートナー探しを始めたい場合に有用です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
AIヒアリングから企業リストの提案までが無料なのは、試しやすいですね。中国進出の第一歩を、リスクを抑えて踏み出せる点が中小企業には魅力です。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


関連ニュース

岩手県信用保証協会、生成AI「neoAI Chat」を本格導入

シャノンMA、4月30日に新UIへ全面切り替え〜AIコンシェルジュ搭載で操作性向上

マネーフォワード、LPの小さな疑問を拾うAIチャット導入事例をmiiboが公開

DeepSeek、1.6兆パラメータの「DeepSeek-V4」を公開。無料で利用可能に

弥生、専門家監修の生成AIで労務相談に24時間対応する新サービス

シンカ、社内ドキュメントを学習するAIチャット「カイクラ AIナレッジ」を提供開始

Amplitude、プロダクト内でユーザーの行き詰まりを解消する「AIアシスタント」を提供開始

コマースフォース、入力離脱を防ぐ「ECチャットボット」を提供開始

福島駅東口にAI観光案内「AIさくらさん」導入、有人窓口の空白を24時間対応で補完












