
YURAGI Travel、訪日富裕層向け旅程設計のMCPサーバーを公開
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Willverse株式会社が運営する訪日旅行サービス「YURAGI」は、海外の旅行代理店向けにMCPサーバーを公開しました。MCPはAIが外部データを呼び出すための標準規格で、代理店のAIエージェントから直接、日本国内の体験や旅程設計の判断材料を照会できるようになります。これにより、これまでブラックボックスだった旅程設計の根拠が可視化され、より精度の高い提案が可能になります。
ポイント
- 1AIエージェントから直接、予約可能な体験やガイド条件を照会可能に
- 2過去の提案や修正記録をもとに、富裕層向けの判断材料を提供
- 3顧客情報は代理店側に残し、日本側のデータだけを渡す設計を採用
汎用AIとの違い
ChatGPTなど汎用AIが作る旅程は、公開情報に基づく「もっともらしい案」に留まります。実際に予約できるか、富裕層が満足する細かな条件を満たしているかは分かりません。YURAGIのサーバーは、予約可能在庫から照会し、過去の旅行で蓄積した「午後に疲れる順路」や「現実的でない移動」といった非公開の知見を提供します。また、組み上がった旅程はそのまま手配依頼として起票され、YURAGIの担当者が実行と責任を担う設計です。
顧客の過去旅行と連続した提案
代理店が持つ顧客情報と組み合わせることで、リピーターへの提案が効率化されます。例えば、3年前に京都の寺院を巡った顧客には、AIが過去の旅程を参照し、重複しない体験や別の専門ガイドを予約可能在庫から提案できます。従来は担当者が現地会社と何度もやり取りしていた工程が、AIの一度の照会で済むようになります。YURAGIは顧客の個人情報を受け取らず、代理店側にデータが残る仕組みです。
ブラックボックスだった旅程設計を可視化
訪日需要の拡大に伴い、現地手配を担うDMCの役割は増していますが、旅程の根拠や価格構成は不透明でした。YURAGIは高単価のテーラーメイド旅行で培った知見を基に、判断基準を抽出しました。例えば「嵐山の竹林は9時前に到着するよう組む」「文化密度の高い都市にガイドを配置し、移動日はセルフガイドにする」といった実践的なノウハウを、代理店のAIに提供します。
非構造化データが価値を決める時代へ
旅行業界で構造化されてきた在庫や価格情報は、誰でもアクセスできるため差別化が難しくなります。一方、富裕層旅行の質を左右する「なぜその順路か」「過去にどこを外したか」といった情報は、まだ構造化されていません。YURAGIは、ベクトル検索基盤にこうした非構造化データを蓄積し、構造化データと統合して提供します。この領域はまだ手つかずで、汎用AIの性能競争とは別の勝負が残っています。
今後の展開
現在は英語圏の代理店・DMCを対象としていますが、今後は台湾、韓国、インドネシアなどアジア各国のVIP市場に向けて、対応言語と商習慣に合わせた応答を拡充する予定です。訪日旅行の高単価層はアジア圏でも拡大しており、市場ごとに最適な判断材料を育てていきます。
Q&A
Q. YURAGIのMCPサーバーとは何ですか?
A. 海外の旅行代理店が使うAIから、日本国内の体験や旅程設計の判断材料を直接照会できる仕組みです。
Q. 汎用AIで旅程を作るのとどう違いますか?
A. 予約可能在庫や富裕層向けの細かなノウハウを反映できる点が異なり、実際の手配までつながります。
Q. 顧客の個人情報はどのように扱われますか?
A. 氏名や連絡先は代理店側に残り、YURAGIには渡りません。日本側の判断材料だけが提供されます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
YURAGIのMCPサーバー、予約可能在庫と非公開ノウハウをAIに渡せるのが強いですね。旅程設計の根拠が可視化されて、代理店とのやり取りが減りそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


















