
業務の手戻りを減らすAI「WAIOS」、Microsoft Teamsアプリとして提供開始
公開日:
株式会社WAIOSは、Microsoft Teams上で利用できる業務支援AI「WAIOS(ワイオス)」の提供を開始しました。指示や日報、人事評価などの業務をチャット上で整理し、実行前の認識ズレや抜け漏れを減らすことで、無駄な残業の削減を目指します。Teamsを日常的に使う多くのビジネスパーソンにとって、業務の効率化に直接つながる新しいツールとなりそうです。
ポイント
- 1TeamsのチャットからToDoや日報の下書きをAIが自動提案
- 2AIはあくまで「候補提示」までで、最終判断は人が行う
- 3企業ごとの理念やルールに沿った運用が可能
手戻りを「実行前」に防ぐ「PCAD」アプローチ
WAIOSは、従来のPDCAサイクルとは異なる「PCAD」という順序を採用しています。Do(実行)の前に、前提(Premise)の確認、チェック(Check)、割り当て(Assign)を行うことで、業務内容を「実行前に整える」ことに焦点を当てています。これにより、目的や納期の認識違いなど、後の手戻りの原因を事前に減らす設計です。
具体的には、Teamsのチャットでの会話を基に、AIがToDoリストや日報の下書きを提案します。ユーザーは提案をそのまま使うことも、必要に応じて修正して確定することもできます。同社代表取締役の國枝洋尚氏は、この設計について「現場に新たな入力作業を増やさず、負担を最小限に抑える」と説明しています。
AIは「仮想の上司役」。最終判断は人が行う
WAIOSのAIは、あくまで「仮想の上司役」として機能し、判断や決定の主体にはなりません。部下はこのAIに事前相談して手段の候補を得ることができ、育成や心理的安全性の向上にも寄与するとしています。送信や登録など、外部に影響を与える操作は必ず人の承認が必要で、すべての承認・実行ログが残るため、企業のガバナンスポリシーに沿った運用が可能です。
また、自社のAzure OpenAI環境を利用するBYO-AI(Bring Your Own AI)構成にも対応しており、データ管理の要件に合わせた導入が検討できます。現在、複数企業でPoC(概念実証)が開始されており、実運用での効果検証が進められています。
Q&A
Q. WAIOSとは何ですか?
A. Microsoft Teams内で使える業務支援AIです。チャットの内容からToDoや日報の下書きを自動で提案し、業務の手戻りを減らすことを目的としています。
Q. 普通のToDo管理ツールと何が違いますか?
A. 単なるタスクリストではなく、会話の流れから「前提条件の確認」や「抜け漏れのチェック」をAIが促し、実行前の認識合わせを支援する点が特徴です。
Q. 誰が主な利用者になりますか?
A. Teamsで日常的に指示や報告を行う管理職と、その部下を想定しています。双方のコミュニケーション効率を上げ、無駄なやり直しを減らすことを目指しています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
「PCAD」という、実行前に内容を整える順序に注目です。指示の認識違いで発生する無駄なやりとりは、多くの現場の悩みです。これを構造から減らせるとしたら、管理職の負担が軽くなりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部



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