
ContractS、AIが契約業務を自律実行する「AIエージェント基盤」を発表
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ContractS株式会社は、AIが契約書のレビューだけでなく、法令調査から承認フロー実行までの全工程を自律的に行える新戦略を発表しました。第一弾として、Anthropic社の「Claude」との接続機能の提供を開始しています。これにより、法務担当者は単純作業から解放され、より高度な判断業務に集中できる環境の実現を目指します。
ポイント
- 1AIの役割を「指摘」から「業務実行」へ拡張し、契約業務の全工程をカバー
- 2特定のAIに依存しないオープンな接続基盤を構築。既存のAIツールから利用可能
- 3第一弾としてClaudeとの連携を開始。法令検索やレビューなど3つのスキルを提供
AIが契約業務を「実行」する環境を構築
ContractSが発表した新戦略の核心は、AIの役割を契約書を「読んで指摘する」ことから、業務そのものを「実行する」ことに拡張する点にあります。従来のAIレビューは、リスク条項の指摘までが限界で、その前後の調査や手続きは人手に頼っていました。新戦略では、この契約業務の全工程をAIが操作できる環境を構築します。
具体的には、企業が日常的に使っているClaudeやChatGPTなどのAIから、「ContractS CLM」の機能を直接呼び出せるようにします。これにより、レビュー依頼の受付や方針判断、関連法令の検索、新旧対照表の自動作成、さらには承認フローの実行や契約台帳の更新までをAIに任せることが可能になります。
オープンな接続基盤で「既存のAI」から利用可能
多くのリーガルテックサービスは、特定のAIモデルを自社製品に組み込む方式を採っています。これに対しContractSは、企業が既に業務で利用しているAIから直接機能を呼び出せる、オープンな接続基盤を採用しました。齊藤慶介CEOは、新しいAIツールの導入や学習なしに、今使っているAIの延長線上で契約業務を実行できる環境を提供すると述べています。
その第一歩として、Anthropic社のClaudeとの接続機能(MCPサーバー)の提供を開始しました。これを通じて、法令検索、レビュー実行、経緯情報の自動探索という3つのスキルが利用可能です。同社は国内リーガルテックサービスで最大規模のAPIを公開しており、これを土台にChatGPTやGeminiなど、他の主要AIへの対応も段階的に進めるとしています。
法務組織の構造転換を視野に
ContractSはこの戦略を通じて、法務組織の在り方そのものの変革を目指しています。契約案件が増え続ける中、人員を増やさずに対応できる案件の幅を広げることが目的です。AIが実行業務を担うことで、法務担当者はより高度な判断業務に集中できるようになります。将来的には、事業部門側にもAIの力を届け、法務部門に依頼が届く前の段階で一次判断を行える環境の構想も示されています。
Q&A
Q. AIエージェント基盤とは何ですか?
A. 契約書のレビューだけでなく、調査や手続きなど契約業務のほぼ全ての工程を、AIが自律的に実行できるようにする仕組みです。
Q. 既存のAIレビューサービスと何が違いますか?
A. 従来はAIがリスクを「指摘する」まででしたが、この基盤を使うと、指摘後の法令調査や書式作成、承認フローの起動までをAIが「実行」してくれます。
Q. どのAIから使えますか?
A. 現在はClaudeから利用可能です。ContractSは特定のAIに依存しない方針で、ChatGPTやGeminiなど他のAIへの対応も順次進めるとしています。
関連リンク
- https://www.contracts.co.jp/news/update-information/21759/
- https://www.contracts.co.jp/news/event/21742/
- https://www.contracts.co.jp/news/event/21746/
- https://www.contracts.co.jp/

O!Productニュース編集部からのコメント
Claudeなどの普段使いのAIから、契約の承認フローまで起動できるのは画期的ですね。法務部門だけでなく、営業や購買など多くの部署の業務が効率化しそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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