
Boxの新機能「Box Extract」、AIで契約書や申請書を“実用データ”に変換
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インテリジェントコンテンツ管理プラットフォームを手がけるBoxは、企業の非構造化コンテンツからAIで重要情報を自動抽出する新機能「Box Extract」の一般提供を開始したと発表しました。契約書や請求書、製品仕様書といった多様な文書から必要なデータを抜き出し、ワークフローの自動化や迅速な意思決定を支援します。
ポイント
- 1AIが契約書や申請書など多様な文書から重要情報を自動で抽出
- 2抽出したデータをメタデータとして保存し、ワークフロー自動化や検索に活用
- 3Google、Anthropic、OpenAIなど最新のAIモデルを搭載
AIが“書類の山”を“データの宝庫”に
Box Japanが新たに提供を開始した「Box Extract」は、多くの企業内に眠っている契約書や報告書、図表といった「非構造化コンテンツ」を実用的なデータに変えるための機能です。GoogleのGemini、AnthropicのClaude、OpenAIのGPTといった最新のAIモデルを活用し、文書の構造や意味を理解した上で、必要な情報を高精度に抽出します。
従来のツールが単純にテキストを抜き出すのにとどまっていたのに対し、Box Extractは段落や表、図表などの構成要素を認識するのが特徴です。これにより、例えば契約書から「契約満了日」や「当事者名」を、請求書から「請求額」や「支払期日」をピンポイントで抜き出すことが可能になります。
抽出から業務自動化までを一気通貫で
抽出された情報は、コンテンツと共にBox内に「メタデータ」として保存されます。このメタデータを活用することで、特定の条件(例:「今月更新期限を迎える契約書」)に合致するファイルを瞬時に検索したり、Boxのワークフロー自動化ツール「Box Relay」と連携させたりすることができます。
例えば、保険会社が事故報告書から情報を抽出し、自動で担当者に割り振るといった業務フローの構築が可能です。また、抽出したデータはDatabricksやSnowflakeといった外部のデータプラットフォームにエクスポートすることもでき、企業全体のデータ活用を促進します。
金融から公共機関まで、幅広い業界で活用
Boxは、多様な業界での活用シーンを想定しています。金融サービス業界では、融資書類から返済期日や条件を抽出して融資管理業務を効率化。法務部門では、大量の契約書からリスクのある条項を特定し、契約管理を強化できます。
その他、公共機関での許可証の処理、メディア・エンターテインメント企業での制作アセットの管理など、文書処理が頻繁に発生するあらゆる業務での生産性向上が期待されます。この機能は、Boxの「Enterprise Advanced」プランのユーザー向けに提供が開始されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
紙やPDFの情報を手入力する作業は、多くの企業で非効率の源泉でした。Box Extractは、この課題をAIで解決するだけでなく、その後の業務フロー自動化まで繋げる点で非常に実用的。DX推進の強力な一手になりそうです。
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