
「エンジェル税制が分からない」をAIで可視化。未上場株管理SaaS「エンジェルAI」登場
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スタートアップへの個人投資で煩雑になりがちな未上場株の管理や、複雑なエンジェル税制の理解をAIで支援する新しいサービスが登場しました。株式会社スタートアップコネクトは、個人投資家向けの資産管理SaaS「エンジェルAI」の提供を開始したと発表しました。
ポイント
- 1投資契約書をアップするだけで、AIが投資データを自動で登録
- 2煩雑な未上場株ポートフォリオやエンジェル税制適用後の簿価を一元管理
- 3月額9,800円(税抜)、初回3ヶ月は無料で全機能を利用可能
投資家の「管理が面倒」に応えるSaaS
スタートアップエコシステムの拡大に伴い、個人が未上場企業へ投資する機会が増える一方、投資家側には大きな実務負担が存在します。投資契約書や株主通知書といった書類は企業ごとに増え続け、ポートフォリオ全体の把握が難しくなりがちです。特に、スタートアップ投資を後押しする「エンジェル税制」は、適用可否の判断や控除額の管理が複雑で、投資家にとって大きな課題となっていました。
AIが書類を読み取り、資産を自動で可視化
「エンジェルAI」は、こうした課題を解決するために開発されたSaaSです。最大の特徴は、AIを活用したデータ登録の自動化。ユーザーが投資契約書などの書類をアップロードするだけで、AIが内容を読み取り、投資先の企業名や投資額といった情報を自動で登録してくれます。これにより、手入力の手間を大幅に削減できるとのことです。
登録されたデータはダッシュボードで一元管理され、累計投資額や含み益などを直感的に把握できます。エンジェル税制を適用した場合の投資簿価や損益もシミュレーション表示に対応しており、税制を考慮した実質的な資産状況の可視化を支援します。サービスのコアとなる税制ロジックは税理士が監修しており、安心して利用できる設計となっています。
スタートアップ支援のハードルを下げる
本サービスは、開発者自身が個人投資家として感じた課題意識から生まれたものです。スタートアップコネクトの寺岡大介代表は、「個人投資家が情報管理への不安を軽減し、より安心してスタートアップ支援に関われる環境が整うことを願っている」とコメントしています。料金プランは月額9,800円(税抜)で、初回登録から3ヶ月間は無料で全機能を利用できます。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
エンジェル投資家が抱える「管理が煩雑」「税制が複雑」という根深い悩みに、AIで切り込んだ面白いサービスですね。こうした管理コストの引き下げが、結果的にスタートアップエコシステム全体の活性化に繋がるのか、今後の動向に注目です。
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