
機密情報も安心、データを"学習させない"AI OCRツール「AI JIMY Paperbot」が登場
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シー・システム株式会社は、AI OCRとRPAを統合したデータ入力自動化ツール「AI JIMY Paperbot」において、セキュリティ機能を強化したことを発表しました。生成AIの活用が広がる一方で高まる情報漏洩リスクへの懸念に対応し、ユーザーのデータをAIの学習に利用せず、処理後もサーバーに保持しない設計を徹底。機密情報を扱う企業でも安心して導入できる環境を提供します。
ポイント
- 1ユーザーの機密情報を守る「非学習・非保持」の徹底したデータ保護設計
- 2データ処理は日本国内のインフラで完結、企業の管理要件に対応
- 3氏名や住所などを自動で隠す「マスク機能」で個人情報を保護
AI導入の障壁となるセキュリティ懸念を払拭
企業や公共機関でDX推進の切り札として注目される生成AIやAI OCR。しかし、その活用には機密情報や個人情報の漏洩リスクが伴うため、特に中堅・大企業では導入に慎重な姿勢が見られます。今回シー・システムが発表した「AI JIMY Paperbot」は、こうしたセキュリティへの懸念を払拭することを目指して開発されました。
「学習させない」思想に基づく5つのセキュリティ基盤
本製品の最大の特徴は、ユーザーから送信された帳票データをAIモデルの学習に一切利用しない「非学習」設計にあります。加えて、データ解析が完了したファイルは速やかに削除される「非保持」の仕組みを採用。これにより、機密情報が外部に蓄積・流出するリスクを根本から防ぎます。
さらに、データ処理のインフラは日本国内のMicrosoft Azure基盤で完結させており、通信も標準で暗号化。不正アクセスを防ぐ二段階認証や、利用状況を可視化する監視ログ機能も備えています。また、書類に含まれる氏名や住所といった個人情報を自動で隠す「マスク機能」も搭載し、多層的な情報保護を実現しています。
高度な情報管理が求められる業界へ展開
「AI JIMY Paperbot」は、文字認識だけでなく、書類の取り込みからシステムへのデータ入力までを自動化するツールです。シー・システムは今回のセキュリティ強化を機に、今後は金融、医療、製造といった、特に高度な情報管理が求められる業界での活用を広げていく方針です。安全性を土台としながら、企業の業務効率化と生産性向上に貢献していくとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIの便利さは理解しつつも、情報漏洩のリスクから導入をためらう企業は少なくありません。「学習させない」という明確な方針は、そうした企業の背中を押す強力な安心材料になりそうです。
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この記事の著者
O!Productニュース編集部


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