すべて
タグ
データブリックス、全社データをAIでつなぐ「Genie One」発表
リリース
AI関連

データブリックス、全社データをAIでつなぐ「Genie One」発表

公開日:

データブリックスは、企業内のあらゆるデータを横断して業務自動化を支援するAIパートナー「Genie One」を発表しました。マーケティングや財務、営業といったビジネス部署が、実際の業務データに基づいて迅速かつ正確な意思決定を行えるようにする狙いがあります。従来のAIが抱えていた「コンテキスト不足」という課題を解決し、信頼性の高い回答とアクションを提供します。

この記事をシェア

ポイント

  • 1
    Genie Ontologyが社内外データから継続学習し、正確な回答を低コストで実現
  • 2
    Genie AgentsとApp Builderで、各部署が再利用可能なエージェントやアプリを構築可能
  • 3
    Unity Catalogによるガバナンスのもと、安全かつ効率的な業務自動化を支援

ビジネス部署のAI活用を妨げる「コンテキストギャップ」

ソフトウェア開発では、ソースコードという完全で構造化された情報があったため、AIによる変革が進みました。しかし、多くのビジネス部署では、必要なデータが様々なシステムに分散しており、重要な情報が個人の頭の中だけに存在することも少なくありません。このような状況では、AIは正確な回答を出せず、推測で埋めてしまうため、誤った情報が大きな問題を引き起こす可能性があります。

Genie Ontologyがもたらす自己改善型コンテキスト

Genie Oneの中核となるのが、新たに提供される「Genie Ontology」です。これは、社内外のデータやAIツール、業務アプリからビジネス知識を自動的に抽出し、継続的に更新する自己改善型のコンテキストレイヤーです。この仕組みにより、Genieは不完全な情報から推測するのではなく、ガバナンスが確保された正しいデータに基づいて回答し、適切なアクションを実行できます。その結果、回答精度が向上し、処理時間やコストも削減されます。

各部署がエージェントやアプリを構築可能に

新たに追加される「Genie Agents」と「Genie App Builder」により、各部署は自社のデータに接続された再利用可能なエージェントやアプリケーションを構築できます。Genie Agentsでは、会話の内容を記憶したエージェントを保存し、部署内で共有することで、一貫性のあるワークフローを繰り返し利用できます。Genie App Builderは、バイブコーディング環境を提供し、実際のデータに基づいたアプリを迅速に開発できます。いずれも「Unity Catalog」によるアクセス制御や権限管理が組み込まれており、安全に利用できます。

Genie Oneの利用形態と提供状況

Genie Oneは、ウェブ、iOS、Androidで利用可能なエージェンティックパートナーです。従来のGenieがデータブリックス内のデータに対する会話型分析のみを提供していたのに対し、Genie Oneは接続された幅広いアプリケーション内の全てのデータにビジネスユーザーをつなぎます。質問への回答だけでなく、ドキュメントやレポートの作成も行えます。料金体系はユーザー数に応じた課金ではなく、毎月最大10米ドル分の無料利用枠が提供され、使用した分のみを支払います。Genie One、Genie Agents、Genie Codeは現在一般提供中で、Genie App BuilderとGenie ZeroOpsは今後プライベートプレビューが開始される予定です。

Q&A

Q. Genie Oneとは何ですか?

A. 企業内の様々なデータに基づいて質問への回答やドキュメント作成を行う、データブリックスのAIパートナーです。マーケティングや財務などのビジネス部署が、実際の業務データを活用して迅速に意思決定できるよう支援します。

Q. 従来のAIと比べて何が違うのですか?

A. Genie Ontologyによって、社内外のデータからビジネス知識を継続的に学習し、推測ではなく正確なデータに基づいて回答します。これにより、誤った情報を提示するリスクを減らし、信頼性の高い結果を得られます。

Q. どのような業務に活用できますか?

A. 利益率変動の要因分析や営業パイプラインでのアップセル機会の提示、決算業務の支援など、データに基づく様々な業務に活用できます。各部署が独自のエージェントやアプリを構築することも可能です。

関連リンク

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

業務データに基づいて推測ではなく正確な回答を返すのは、現場の意思決定の質を上げてくれそうです。各部署が自分たちでエージェントを作れるのもいいですね。

引用元:PR TIMES

この記事をシェア

この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
公式SNSは以下からフォローできます。
X
Facebook
LinkedIn
note

AIエージェントの詳細資料

AIエージェントの詳細資料をまとめてダウンロードしませんか?

関連ニュース

AIエージェントのサービス

BIツール(ビジネスインテリジェンス)のサービス

この記事を読んだ人はこんなタグにも興味があります

この記事をシェア