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「楽楽自動応対」、過去の応対履歴からAIが返信文案を自動生成する新機能を追加
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「楽楽自動応対」、過去の応対履歴からAIが返信文案を自動生成する新機能を追加

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株式会社ラクスは、同社が提供する問い合わせ自動応対システム「楽楽自動応対」に、AIがメールの返信文案を自動で生成する新機能を2025年10月23日より搭載すると発表しました。この機能は、過去の応対履歴やFAQといった社内ナレッジを活用し、問い合わせ対応業務のさらなる効率化を目指すものです。

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ポイント

  • 1
    過去のメール履歴やFAQをAIが学習し、返信文案を自動で生成
  • 2
    文案の要点指示が不要になり、メール作成の手間と時間を大幅に削減
  • 3
    導入企業は追加料金なしで利用可能

ラクスが発表した新機能は、同社のAIエージェント機能の第二弾となる「自動生成」です。この機能は、システムに蓄積された過去のメール応対履歴やFAQなどのナレッジをもとに、AIが問い合わせ内容に適した返信文案を自動で作成します。これにより、担当者が類似案件を探したり、一から文章を作成したりする手間を大幅に削減できるとしています。

2025年7月にリリースされた第一弾の「カスタム生成」機能では、ユーザーが返信文の要点をAIに指示する必要がありました。今回の「自動生成」ではその工程が不要となり、よりスピーディーなメール作成が可能になります。担当者はAIが生成した文案を確認・修正するだけで済むため、業務効率の向上と応対品質の均一化が期待されます。

「楽楽自動応対」は、旧名称「メールディーラー」として2001年から提供されており、累計導入社数は9,000社を超える実績を持ちます。今回追加される「自動生成」機能は、既存の「カスタム生成」機能とあわせて標準搭載され、導入企業は追加料金なしで利用することができます。

ラクスは今後もAIエージェントの段階的なリリースを計画しており、過去の応対情報をナレッジ資産として再活用することで、問い合わせ応対業務のさらなる自動化を推進する方針です。これにより、業務効率化と質の高い顧客対応の両立を支援していく考えを示しました。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

問い合わせ対応では、過去の類似案件を探すのに時間がかかるのが実情です。この「探す」手間をAIが肩代わりしてくれる点は、現場の負担を大きく減らしそうですね。業務の属人化を防ぐ効果も期待できそうです。

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