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複数のAIが協働、属人化する資料作成を変革する「SAPEET 資料作成AIエージェント」提供開始
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複数のAIが協働、属人化する資料作成を変革する「SAPEET 資料作成AIエージェント」提供開始

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株式会社Sapeetは、複数のAIエージェントが戦略的に協働し、読み手の意思決定を促す一貫性のある資料作成を実現する「SAPEET 資料作成AIエージェント」の提供を開始したと発表しました。企画や構成といった属人化しがちなプロセスをAIが支援し、資料を企業の競争力の源泉へと進化させることを目指します。

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ポイント

  • 1
    「攻め・守り・レビュー」を担う複数のAIによる「合議制」で企画品質を担保
  • 2
    企業の既存環境内で機密情報も扱える、安全なデータガバナンス設計
  • 3
    AIとの対話を通じ、若手社員の育成や組織的なノウハウ継承にも貢献

複数のAIエージェントが「合議」で高品質な資料を作成

Sapeetが提供を開始した「SAPEET 資料作成AIエージェント」は、資料作成の上流工程である企画・構成プロセスそのものを変革するサービスです。最大の特徴は、役割の異なる複数のAIエージェントが協働する「合議制」を採用している点。「仮説構築を行う攻めのAI」「リスクなどを整理する守りのAI」「客観的にレビューするAI」がそれぞれの観点から検討を重ねることで、論点の抜け漏れや一貫性の欠如を防ぎ、質の高い資料骨子を作り上げます。

属人化するノウハウを組織の力に

ビジネスにおいて資料作成のノウハウは属人化しやすく、ベテラン社員の経験や勘所に依存するケースが多く見られました。また、近年登場している多くの資料生成ツールは、文章やスライドの体裁を整えるといった表層的な支援に留まり、組織的な課題解決には至っていないのが実情です。本サービスは、こうした課題に対し、企業の独自資料をAIが学習し、目的に応じた対話を重ねることで、誰もが質の高い資料を作成できる環境を提供します。

セキュリティを担保し、既存環境でスムーズに導入

生成AIの活用において懸念されがちなセキュリティ面にも配慮されています。本サービスは、Microsoft 365やGoogle Workspaceといった企業が既に使用している環境と連携して利用でき、社外へデータを送信しない運用も可能です。これにより、機密性の高い社内情報や過去の案件データなどを活用しつつ、各企業のガバナンスに沿った形で安全に導入することができます。

Sapeetは今後、作成された資料データをAIが分析・活用し、組織の競争力強化につなげる機能拡張も予定しているとのこと。サービスの使用を重ねるごとに、その企業に最適化された資料作成の成功パターンを確立していくとしています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

単なる効率化ツールではなく、AIが「攻め」「守り」「レビュー」と役割分担する「合議制」という発想がユニークですね。これが組織のノウハウ継承や人材育成にどう繋がるか、今後の展開に注目です。

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