
日鉄ソリューションズ、AIエージェントとSVF Cloud連携で見積作成を自動化
公開日:
ウイングアーク1st株式会社は、日鉄ソリューションズ株式会社がSalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」とクラウド帳票サービス「SVF Cloud for Salesforce」を連携させた見積作成エージェントを構築したと発表しました。これにより、従来1件あたり最大1時間かかっていた見積作成工数が大幅に削減され、作成から送付までの自動化が実現しています。営業担当者の事務負担を軽減し、顧客提案により注力できる環境づくりに向けた取り組みです。
ポイント
- 1日鉄ソリューションズがAgentforceとSVF Cloud連携で見積作成エージェントを構築
- 2対象製品の選択や承認フローを自動化し見積作成時間を最大1時間から大幅削減
- 3将来的に取り扱い製品拡大や他グループ企業展開、サブスク更新見積の自動化も計画
見積作成エージェントの概要
日鉄ソリューションズは、SalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」とウイングアーク1stのクラウド帳票サービス「SVF Cloud for Salesforce」を連携させ、見積作成業務を自動化するエージェントを構築しました。顧客がポータルサイトのAIチャットから必要な項目を選択すると、システムが自動で見積書を生成・送付する仕組みです。これにより、営業担当者の手作業による見積作成工数を大幅に削減します。
背景:営業現場の課題
日鉄ソリューションズでは、営業担当者が見積書の作成に1件あたり最大1時間を費やし、毎月500社を超える顧客への対応に追われていました。承認フローの滞留により、見積送付までに最短でも1〜2営業日を要するケースもありました。また、特殊な製品の見積にはベンダーへの問い合わせが必要で、業務が属人化する傾向にありました。こうした課題を解決するため、2024年10月に「ミドルオフィスプロジェクト」が始動し、AIによる自動化が検討されました。
採用の決め手とSVF Cloudの強み
帳票出力基盤として「SVF Cloud」が選ばれた理由は、Agentforceとの親和性の高さです。アドオンツールとしてデータのマッピングが容易で、帳票開発の工数を大幅に削減できます。GUIベースの直感的な操作により、既存の帳票レイアウトをそのまま再現し、短期間で開発できる点も評価されました。また、現場からの細かな修正依頼に1日程度で対応できる柔軟性も重要な採用ポイントでした。
導入効果:リードタイムゼロへ
2025年8月から一部の顧客を対象に運用を開始し、見積作成にかかる工数は限りなくゼロに近づきました。営業担当者や承認者は本来の付加価値の高い業務に専念できるようになり、顧客はポータル上のAIチャットで直接見積書を取得できるため、待ち時間も大幅に短縮されました。自動発行の範囲制限や承認済みメニューの適用により、誤発行を防ぐガバナンスも確保されています。
今後の展望
日鉄ソリューションズは、取り扱い製品の拡大や他グループ企業への展開を計画しています。さらに、サブスクリプション契約の更新見積の自動化も視野に入れています。自社を「カスタマーゼロ」として得たAI活用の知見を、今後の顧客提案に活かしていく方針です。
Q&A
Q. 見積作成エージェントとは何ですか?
A. SalesforceのAgentforceとSVF Cloudを連携させ、顧客がAIチャットから選択した項目をもとに自動で見積書を作成・送付する仕組みです。
Q. 導入によって具体的にどのくらい時間が短縮されましたか?
A. 従来1件あたり最大1時間かかっていた見積作成工数がほぼゼロになり、リードタイムも大幅に短縮されました。
Q. 今後の展開はどのようなものですか?
A. 製品カバー範囲の拡大や他グループ企業への展開、サブスクリプション更新見積の自動化などが計画されています。
関連リンク
- https://www.wingarc.com/product/usecase/1484.html
- https://www.nssol.nipponsteel.com/
- https://www.wingarc.com/contact/

O!Productニュース編集部からのコメント
AgentforceとSVF Cloud連携で見積作成がほぼゼロ工数になるのは大きいですね。営業担当者が本来の提案業務に集中できる環境が整いそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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