ヤマネックス、機密情報を自動マスキングする社内AI「ぶちAI」を提供開始
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ヤマネックス、機密情報を自動マスキングする社内AI「ぶちAI」を提供開始

公開日:

ヤマネックス株式会社は、中小企業における生成AIの利用実態調査の結果を公表しました。業務で生成AIを使う人の87.7%が機密情報の入力に強い不安を感じている一方、技術的な対策を導入している企業は11.4%にとどまります。中国地方の中小企業では43.3%がAI・DXを推進できる人材や体制がないと回答しました。これらの課題を受け、同社はセキュリティ対策を組み込んだ社内AI環境「ぶちAI」シリーズを2026年9月2日から提供開始します。

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ポイント

  • 1
    生成AI利用者の87.7%が機密情報入力に強い不安を回答
  • 2
    機密情報を自動検知・マスキングする仕組みはわずか11.4%
  • 3
    ヤマネックスが社内AI環境「ぶちAI」シリーズを9月2日提供開始

調査結果が示す二重の空白

ヤマネックス株式会社は全国の中小企業社員やエンジニア114名と、中国地方5県の中小企業でIT導入に関わる150名を対象にインターネット調査を実施しました。全国調査では、生成AIに会社や顧客の機密情報を入力することに強い不安を感じる人が87.7%に上りました。一方で、機密情報を自動で検知・マスキングする仕組みを持つ企業は11.4%にとどまり、33.3%は特に対策をしていないと答えています。

生成AIの利用ルールについては、74.6%がルールがない、または形骸化していると回答しました。ルールがない層では機密情報の入力リスクが55.3%と、明確なルールがある層の26.9%の約2倍に達しています。ルールがあっても4人に1人にリスクが残っており、人の運用だけでは防ぎきれない実態が明らかになりました。

中国地方で深刻な人材・体制不足

中国地方5県を対象とした調査では、43.3%がAI・DXを推進できる人材や体制が社内外ともにないと回答しました。専任の担当者や部署がある企業は7.3%にとどまります。生成AIを利用している企業の65.1%に、会社が認めていない利用、いわゆるシャドーAIの実態がありました。

利用企業の54.2%は機密情報を入力している、または入力しかねないと回答しています。あれば利用したい外部支援の1位は、セキュリティ対策まで含めて任せられるAI利用環境で24.7%でした。地方の中小企業では、生成AIを安全に使うための仕組みと人材の両方が不足しています。

「ぶちAI」シリーズの提供内容

ヤマネックスは調査結果を受け、セキュリティ対策を組み込んだ社内AI環境「ぶちAI」シリーズを2026年9月2日から提供開始します。シリーズは「ぶちAIゲートウェイ」と「ぶちAIワーク」の2つで構成されます。

ぶちAIゲートウェイは、生成AIツールと各社のLLMの間に置く関所型のゲートウェイサービスです。送信内容に含まれる個人情報やAPIキーなどのシークレットを送信前に自動で検知してマスキングし、入力内容を保持しないゼロリテンション設計で情報漏えいリスクを低減します。既存のCodexやClaude Codeなどを置き換えることなく導入できます。

ぶちAIワークは、専任のIT担当者がいない中小企業向けの社内AIチャット・AIエージェント環境です。従量課金によるAI利用費の節約と、うっかり情報漏えいを防ぐセキュリティ対策を備えています。2026年9月2日から申し込みを受け付け、9月14日から正式提供を開始します。

人の注意力に頼らない対策へ

ヤマネックス代表取締役の山根伸平氏は、調査で見えた課題を「機密情報が入力されるその瞬間を止める仕組みがないこと」と「地方では推進する人材・体制がないこと」の二重の空白と説明します。同社は人の注意力に頼らず機密情報を機械的に止める仕組みと、その仕組みごと任せられる社内AI環境の両方が必要だと考えています。

「ぶちAI」シリーズは、山口弁で「とても」を意味する「ぶち」を冠しています。日常業務のAIチャットから経理処理、業務データの分析・改善まで幅広い用途に対応し、無料のAI業務改善診断も提供します。

Q&A

Q. ぶちAIシリーズとは何ですか?

A. ヤマネックスが提供する、機密情報の自動マスキングなどのセキュリティ対策を備えた社内AI環境です。中小企業が安心して生成AIを業務に使えるよう設計されています。

Q. ぶちAIゲートウェイは普通のAIツールと何が違うのですか?

A. 生成AIに送る前の段階で個人情報やAPIキーを自動検知してマスキングし、入力内容を保存しないゼロリテンション設計を採用している点が異なります。既存のAIツールを置き換えずに導入できます。

Q. 中小企業が生成AIを使うときの主な課題は何ですか?

A. 機密情報を入力することへの強い不安がありながら、技術的な対策がほとんど導入されていないことです。地方ではさらに、AIを推進する人材や体制の不足も深刻です。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

機密情報を送る前にマスキングしてくれるのは安心ですね。専任のIT担当者がいない中小企業に刺さりそうです。

引用元:PR TIMES

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O!Productニュース編集部

この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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