
日立ソリューションズ、PC業務を自動化するAIエージェント「Opnova」を国内初提供
公開日:
株式会社日立ソリューションズは、米Opnova社と国内初の販売代理店契約を結び、「Opnova」を2026年10月29日から提供すると発表しました。PC画面を認識して操作するAIエージェントの作成・管理基盤で、自然言語や画面録画から手順を作成します。APIを持たないシステムも対象に含み、手順や権限・実行履歴を確認しながら運用できます。
ポイント
- 1自然言語や画面録画からAIエージェントが操作手順を自動生成
- 2APIがなくてもレガシーシステムを含む複数アプリをまたぐ業務を代行
- 3利用権限や実行履歴を一元管理し、ガードレール機能でガバナンスを強化
Opnovaの主な特長
Opnovaは、自然言語の指示や画面操作の録画から、AIエージェントの操作手順を生成するプラットフォームです。手順はテキストで表示され、内容を確認・編集して運用できます。
AIエージェントはPC画面を認識して操作します。日立ソリューションズは、画面レイアウトの変更や通知への対応、APIを持たないレガシーシステムを含む複数アプリ間の業務代行を特長に挙げています。実際に任せる業務では、対象画面や例外処理に対応できるかを確認します。
ガバナンスとコスト管理
作成したAIエージェント、利用権限、実行履歴、利用状況をクラウド上のダッシュボードで管理します。禁止する操作を設定するガードレール機能も備え、意図しない処理を抑えるための制御を行います。
料金は登録タスク数や実行回数に基づく体系です。発表では具体的な金額は公表していません。運用するタスクと実行頻度に応じて見積りを確認する必要があります。
請求書照合業務での活用例
日立ソリューションズが示した活用例は、経理・調達部門の請求書照合です。PDFやExcelの請求書から必要情報を抽出し、SAP上のデータと照合します。不一致箇所のレポート作成と、担当者へのレビュー依頼メールの送付までをつなぐ構成です。
取引先ごとの書式差や例外処理への対応を想定しています。確認担当者がレビューする工程を含み、請求書の判断をすべて無条件でAIに委ねるものではありません。
出典: 日立ソリューションズ。Opnova社が示した請求書照合の活用例であり、図中の削減時間は当該事例の実績です。
導入の背景と実績
Opnova社は、5,700店舗超を展開する欧州の大手小売企業で、年間数万件規模の仕入先請求書を扱うユースケースを紹介しています。同社の説明では、年間3,000時間超の業務工数を削減したとしています。
発表では導入企業名や詳細な算定条件は示していません。この削減実績は当該事例の数値であり、導入企業全般で同じ効果が得られることを示すものではありません。
国内での提供
日立ソリューションズは米国Opnova社と販売代理店契約を結び、2026年10月29日から国内で提供すると発表しました。同社が展開するAIエージェント活用業務自動化ソリューションの製品ラインアップとして、Opnovaを提供します。
Q&A
Q. Opnovaとは何ですか?
A. PC画面を認識して操作するAIエージェントの作成・管理基盤です。自然言語の指示や画面録画から、編集可能な操作手順を生成します。
Q. APIがないシステムにも使えますか?
A. 画面を認識して操作する方式のため、APIのないレガシーシステムも対象に含みます。実業務の画面や例外処理への適合確認は必要です。
Q. 料金は何に基づいて決まりますか?
A. 登録タスク数や実行回数に基づきます。発表では具体的な金額が公表されていないため、利用規模に応じて見積りを確認します。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
操作手順をテキストで確認・編集できるので、担当者が業務を引き継ぐ際にも、AIに任せる処理の範囲を共有しやすくなります。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

