
東大発Albatrus、病院向けAI基幹システム「Apollo AI」を正式提供
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株式会社Albatrusは、病院向け生成AIプラットフォーム「Apollo AI」の正式提供を発表しました。2024年から提供してきた「メディラクAI」の更新版で、2026年4月の発売以降、国立大学病院を含む10以上の病院で導入・構築が進んでいるとしています。電子カルテなどの院内データとAIエージェントを組み合わせ、文書作成や音声文字起こしなどを支援します。永井病院での実証では、退院サマリ作成時間が1人あたり30分から2分になったと発表しています。
ポイント
- 1院内データとAIエージェントを使う病院向け生成AI基盤を正式提供
- 2文書作成や音声文字起こしなど医師・看護師・事務職の業務を支援
- 3永井病院の実証で退院サマリ作成が1人あたり30分から2分に短縮
AIエージェントが作業手順を組み立てて一括作成
Apollo AIは、院内データを使い、AIエージェントが作業手順を組み立てて文書などを一括作成する基盤です。文書作成、情報検索、音声認識、OCR、文書管理支援などを提供します。同社によると、基本15機能、オプションを含め20機能があり、医師・看護師・事務職などの300以上のユースケースに対応します。
同社が製品説明で示した作業時間の比較例は次のとおりです。下記は、次節の永井病院での実証とは別の数値です。
| 業務 | 元の作業時間 | 従来製品 | Apollo AI |
|---|---|---|---|
| 退院サマリ作成 | 37分 | 10分 | 3分 |
| ICの文字起こし | 15分 | 7分 | 4分 |
発表では、この比較例の測定条件の詳細は示されていません。施設や対象業務によって同じ時間になることを保証する数値ではありません。
永井病院での実証結果
先行導入パートナーの医療法人永井病院(三重県、199床)では、次の作業時間を実証実験の結果として発表しています。
| 業務 | 導入前 | 実証結果 |
|---|---|---|
| 退院サマリ作成 | 30分/人 | 2分/人 |
| IC記録の音声文字起こし | 15分/人 | 3分/人 |
同院では200以上のユースケースに取り組んでいるとしています。別の400床規模の病院について示された年間の労働時間削減効果や収益向上額は、実績ではなく試算です。
セキュリティと導入支援で定着を支援
同社は、個人情報をAIの学習に使わせない設計、暗号化・匿名化、国内クラウド、閉域網VPN、WAF、多要素認証、IPアドレス制限を採用していると説明しています。医療情報システムの安全管理などに関するガイドラインへの準拠も同社の説明です。
導入支援では、専任担当が要件整理から運用定着まで伴走します。医療機関のデータや業務に合わせた導入・運用を支援する構成です。
今後の展開
同社によると、2026年4月の正式発売以降、国立大学病院を含む10以上の病院で導入・構築が進んでいます。全国5病院の開発パートナーと連携し、院内データとAIを使う機能の開発を続けるとしています。
Q&A
Q. Apollo AIとは何ですか?
A. 院内データとAIエージェントを組み合わせ、文書作成、情報検索、音声文字起こしなどを支援する病院向け生成AIプラットフォームです。
Q. 導入効果は確認されていますか?
A. 永井病院での実証では、退院サマリ作成が1人あたり30分から2分になったと発表しています。製品説明の比較例や別病院の試算とは異なる数値です。
Q. 導入時の支援はありますか?
A. 専任担当が要件整理から運用定着まで支援します。機能は医師・看護師・事務職など、複数職種の業務を対象としています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
専任担当が要件整理から運用定着まで支援する体制です。院内の複数職種で使い始める際に、業務ごとの使い方を相談できるのは助かりますね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
