
Maison AI、業務手順を適用するスキルと会話の前提を記憶するメモリーを提供
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株式会社AuthenticAIは、生成AIプラットフォーム「Maison AI」にスキル機能とメモリー機能を追加しました。スキル機能は2026年9月7日、メモリー機能は9月4日に提供を開始しています。依頼に合う業務手順を自動で選び、過去の会話で伝えたブランド方針や顧客層などを次の回答に反映します。ファッションやECなどの担当者が、毎回の指示で手順や前提を伝え直す負担を減らすための機能です。
ポイント
- 1AIが26カテゴリ・234件の業務手順書から依頼に合うものを選択
- 2会話の前提を記憶し、個人・チームの公開範囲に応じて次の回答に利用
- 3自社の手順やチェックリストを登録し、ワークスペース内で共有
アップデートの背景
生成AIを業務で活用する際、期待通りの成果物を得るには、自社の前提条件や業務手順をAIに正確に伝える必要があります。Maison AIではこれまで、120種以上の専門職種に対応したAIエージェントを提供してきましたが、日常的に利用されるAIチャットでは、プロンプトを都度作り込む手間が課題でした。今回の2機能は、この課題を解消するものです。
スキル機能の詳細
スキル機能は、業務手順や確認すべき観点をまとめた手順書をAIが参照し、回答に適用する機能です。EC、デザイナー、SNS運用、薬事・表示規制など、26カテゴリ・234件の手順書を初期搭載しています。AIチャットとAIエージェントで利用でき、依頼に合う手順書の自動選択に加え、手動での指定にも対応します。
回答には適用したスキルが表示されます。企業独自の業務フローやチェックリストも登録でき、ワークスペース内のメンバー全員で共有できます。公式ガイドによると、スキルの作成は全メンバー、編集・削除は作成者本人、オーナー、管理者が行えます。
メモリー機能の詳細
メモリー機能は、会話で伝えたブランド方針、顧客層、好みなどを保存し、次のチャットの回答に利用します。直近の重要事項を保持する短期メモリー、必要な情報を探す長期メモリー、重複や食い違いを整理するドリーミング機構を備えています。
公式ガイドでは、チャットの公開範囲ごとの保存・利用方法を次のように説明しています。
| チャットの公開範囲 | 保存先 | 回答に使うメモリー |
|---|---|---|
| プライベート | 本人のプライベートメモリー | プライベート+チーム |
| チーム | 本人のプライベートメモリー+チームメモリー | チームメモリーのみ |
AIチャット、AIエージェント、AIエージェントPro、AIテンプレートに対応し、AIエージェントチームとチャットボットは対象外です。添付ファイル自体の内容は保存対象になりませんが、ファイルについて会話した内容は対象です。
機能をオフにしたりチャットを非公開へ変更したりしても、保存済みメモリーは自動では消えません。不要な記憶は設定画面から削除します。

メモリーが会話の前提を次の業務へ引き継ぐ流れ。出典:AuthenticAIのプレスリリース
手順と文脈を組み合わせた利用例
AuthenticAIは、スキルとメモリーを組み合わせる利用例を次のように示しています。
| 業務 | スキルが参照する手順 | メモリーが補う前提 |
|---|---|---|
| SNS投稿案の作成 | 媒体別のルール | ブランドのトーン |
| ECの商品説明文の作成 | 各モールの規約や商品名ルール | 自社のターゲット層 |
| 提案・商談の準備 | 標準的な提案骨子の作成手順 | 自社の強みや競合情報 |
毎回の依頼で手順と自社情報を伝え直す負担を減らし、担当者が案の検討や修正に使える時間を増やす狙いです。
Maison AIのサービス概要
Maison AIは、ファッション、インテリア、雑貨などのブランドビジネス向け生成AIプラットフォームです。複数の文章・画像生成モデルや専門職向けのAIエージェントを備え、商品企画、デザイン、マーケティング、社内資料作成などを支援しています。
Q&A
Q. Maison AIのスキル機能とは何ですか?
A. 業務の進め方や注意点をまとめた手順書をAIが自動で参照し、実行する機能です。初期搭載の234件の手順書から、依頼内容に合うものをAIが選んで適用します。
Q. メモリー機能はどのように情報を記憶するのですか?
A. 会話の中からブランド方針やよく使う表現などの前提情報を自動で記憶します。短期・長期・ドリーミングの3つの仕組みで情報を整理し、次回以降の回答に反映します。
Q. スキル機能とメモリー機能を組み合わせると何ができますか?
A. ブランドトーンを保ったまま、各SNSの規制に沿った投稿案を自動で作るなど、業務手順と組織の文脈の両方を踏まえた成果物を生成できます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
自社のチェックリストをスキルにして共有できる点は、担当者が替わる商品登録業務で役立ちそうです。修正のたびに担当者へ説明する負担も減らせそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
