OpenAI、GPT-6 Astraを発表 コンピューター操作で新境地
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OpenAI、GPT-6 Astraを発表 コンピューター操作で新境地

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OpenAIは、新しいAIモデル「GPT-6 Astra」を発表しました。コンピューター操作やソフトウェア開発、科学研究など幅広い分野で最高水準の性能を持つとしています。発表と同時に一部の組織向けの提供を開始し、数日中にChatGPTの有料プランユーザーとOpenAI API、AWSの利用者にも広げます。OpenAIは、安全性と利用者の意図への忠実さも大きく向上したと説明しています。

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ポイント

  • 1
    GPT-6 Astraを発表、コンピューター操作で最高性能を達成
  • 2
    ChatGPT PlusやAPIで数日中に利用可能、API料金は入力100万トークン10ドル
  • 3
    サイバーセキュリティ評価で100%を記録、防御用途での活用を想定

あらゆる専門業務で最高水準の性能

GPT-6 Astraは、コンピューター操作、ウェブ閲覧、ソフトウェア開発、サイバーセキュリティ、科学、専門業務において最先端の性能を発揮します。数学の難問を解く評価「FrontierMath Tier 4」では98%のスコアを記録し、未解決問題の解決にも貢献しました。また、抽象的な推論能力を測る「ARC-AGI-3」では99.9%、セキュリティ評価の「ExploitBench」では100%を達成しています。OpenAIは、これまでのモデルと比べて速度、正確性、判断力が大幅に向上したとしています。科学研究の作業を評価する「Terminal-Bench Science 0.1」では64.6%を記録し、Claude Fable 5.1の52.6%を上回るスコアを約31%低い推定APIコストで達成したとしています。

コンピューター操作の新たな基準

GPT-6 Astraは、オンラインフォームへの入力やCRMの顧客情報更新、カレンダー整理といった日常的な作業を自動化できます。また、オンライン調査を行い、メールや文書に要約を下書きすることも可能です。科学データの分析やグラフ作成、ウェブサイトの構築、フロントエンドの品質確認もこなします。ソフトウェアのインストールやテスト、画面に表示された問題のトラブルシューティングも自律的に行えます。OSWorld 2.0を使った遅延シミュレーションでは、前モデルのGPT-5.6 Solより高いスコアを、1タスクあたり約47%短い時間で出しました。

コンピューター操作の主なベンチマーク結果は次のとおりです。

ベンチマークGPT-6 AstraGPT-5.6 SolClaude Opus 5
Agents' Last Exam59.3%53.6%55.5%
OSWorld 2.0(オフライン・部分点)72.6%65.7%70.2%
ScreenSpot-Pro(ツールなし)92.7%76.9%

いずれもOpenAIが公表した値で、各モデルの最高スコア設定での比較です。財務モデリングやエンジニアリングなど実務に近いタスクを扱うAgents' Last Examでは、Claude Opus 5より出力トークンを約65%少なく使ったとOpenAIは説明しています。処理速度も改善しており、Codexの実行基盤の更新と合わせて、Mind2Webでは現行のGPT-5.6 Solの1.9倍の速さでタスクを完了したとしています。

専門業務向けの強化とコーディング能力

GPT-6 Astraは、複雑な問題を解決する知能と、複数ステップのワークフローを実行する能力を組み合わせています。文書、スプレッドシート、プレゼンテーションを、既存のテンプレートや文体、見た目のスタイルに合わせて作成できます。必要な情報だけを拾って出力するよう学習されており、そのまま使える成果物に近づけています。また、ウェブサイトやゲーム、アプリケーションをプロンプトから直接生成し、ホスティングや共有も可能です。コーディングでは、OpenAIがこれまでで最も優れたソフトウェア開発向けモデルと位置付けています。ターミナル上での複雑な作業を評価する「Terminal-Bench 4.0」では57.9%を記録し、前モデルの37.3%を大きく上回りました。長いセッション中に文脈を保持する新機能も導入され、デバッグや大規模なリファクタリングでの効率が向上します。

科学研究とサイバーセキュリティへの貢献

GPT-6 Astraは、科学的発見や数学、健康分野でも大きな進歩をもたらします。素数の間隔に関する2つの新しい結果を発表し、数学の未解決問題に寄与しました。大学院レベルの科学推論を測る「GPQA Diamond」では96.0%を達成しています。研究者が専門ソフトウェアを直接操作してデータを調べ、次に何を調べるかを判断するのを支援します。

サイバーセキュリティでは、脆弱性を実際に悪用できるかを測る評価で前モデルを大きく引き離しました。ExploitBenchは、本番の安全対策を外した状態での評価結果です。

ベンチマークGPT-6 AstraGPT-5.6 Sol
ExploitBench100.0%78.5%
ExploitBench(2026年6〜8月の脆弱性)39.0%11.5%
SRE-Bench(1回で解決)88.0%55.9%
SEC-Bench Pro85.4%79.1%

評価の途中では未知のゼロデイ脆弱性を2件見つけて悪用しており、OpenAIは開発元へ報告したとしています。悪用リスクを踏まえ、公開版では実証コードの作成のような高度な攻撃タスクを拒否するよう制限されています。防御側はセキュアコードレビューやパッチ適用に使え、今後数週間で脆弱性の検証やマルウェア解析といった防御用途へアクセスが広がる予定です。

提供状況と料金

GPT-6 Astraは、発表と同時に一部の組織向けの提供が始まり、数日中にChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseの全ユーザーと、OpenAI API、AWSを通じて利用可能になります。既存のサブスクリプションの利用枠内で使用でき、追加利用分はクレジット購入が可能です。Pro、Business、Enterpriseプランでは「GPT-6 Astra Pro」も利用できます。Enterpriseでは提供開始時点で既定がオフのため、管理者がワークスペース単位で有効化する必要があります。APIでの標準料金は、入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドルです。高速モードも用意されており、標準の最大2倍の速さで処理できますが、料金も標準の2倍になります。

Q&A

Q. GPT-6 Astraとは何ですか?

A. OpenAIが発表した最新のAIモデルで、コンピューター操作やコーディング、科学研究など幅広い分野で高い性能を発揮します。

Q. GPT-6 Astraは誰が利用できますか?

A. 数日中にChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseのユーザーと、OpenAI API、AWSの利用者がアクセスできるようになります。

Q. GPT-6 AstraのAPI料金はいくらですか?

A. 標準料金は入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドルです。高速モードは最大2倍の速さで、料金も標準の2倍になります。

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

コンピューター操作の所要時間が約47%短くなったという結果は、事務作業が多いチームには嬉しいですね。CRM更新やフォーム入力の自動化が、毎日の業務時間を大きく削ってくれそうです。

引用元:OpenAI

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O!Productニュース編集部

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O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
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