セプテーニ傘下ミロゴス、自然な会話でデータ分析できるAIエージェント「TARS」を提供開始
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セプテーニ傘下ミロゴス、自然な会話でデータ分析できるAIエージェント「TARS」を提供開始

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セプテーニグループのミロゴス株式会社が、自然な会話でデータ分析ができるAIエージェント「TARS(ターズ)」の提供を開始しました。多くの企業がデータ活用に苦戦する中、専門知識がなくても現場の誰もがデータを即座に引き出せるようになり、ビジネスの意思決定を加速させることが期待されます。

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ポイント

  • 1
    「売上を比較して」など、話し言葉でデータ分析が可能に
  • 2
    企業ごとの文脈をAIが学習し、的確な分析結果を提示
  • 3
    Slackなど普段使うアプリに導入でき、特別な準備は不要

セプテーニグループのミロゴスは、自然言語で直感的にデータ分析を行えるAIエージェント「TARS」の提供を始めました。「売上データを年ごとに比較したい」「その増減要因を教えて」といった簡単な指示をチャットで送るだけで、AIが必要なデータを抽出し、分析結果を返してくれます。

背景には、多くの企業がデータ活用の重要性を認識しながらも、専門知識を持つ人材の不足から十分に価値を生み出せていないという課題があります。同社によれば、「データはあるが、すぐに活用できない」という現場の課題を解決するため、今回のサービス開発に至ったとのことです。

「TARS」の大きな特徴は、企業の業界特性や事業背景を学習し、単なるデータ抽出に留まらない洞察を提供できる点です。また、SlackやMicrosoft Teamsといった普段使っているコミュニケーションツールに統合できるため、特別なアプリケーションを導入することなく、日常業務の流れの中でデータ分析を実行できます。

ミロゴスは今後、さらなる機能拡張や他ツールとの連携を強化し、企業のデータに基づいた迅速な意思決定を支援していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

「売上を比較して」と話しかけるだけで分析できる仕組みは、専門家依存の課題を解消する実用的なアプローチです。SlackやTeamsから直接利用できるため、現場主導での意思決定を加速させるツールになりそうです。

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