
チャットで簡単データ分析、ノーコードツール「DataTranslator」提供開始
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トランスリー株式会社は2025年11月12日、生成AIを活用したデータ分析支援プラットフォーム「DataTranslator(データトランスレーター)」の提供を開始したと発表しました。専門的な知識や高額なコンサルティング費用をかけずに、誰もが手軽にデータ分析を行える環境を提供し、「データ分析の民主化」を目指します。
ポイント
- 1チャット形式でAIに相談しながら、ノーコードでデータ分析を実行
- 2分析の手順(ワークフロー)をチームで共有し、ナレッジの属人化を解消
- 3個人や小規模事業者も試しやすいフリープランを用意
トランスリー株式会社が新たに提供を開始した「DataTranslator」は、データ分析に関する多くのビジネスパーソンが抱える「何から手をつければいいか分からない」「専門家に頼む時間もコストもない」といった課題の解決を目的としています。スモールビジネスの経営者や現場の担当者が、自らの手で迅速にデータ分析を行い、本来注力すべき課題解決のアクションに時間を割けるよう支援するサービスです。
このプラットフォームの最大の特徴は、生成AIとの対話を通じて分析を進められる点です。ユーザーが「○○の分析をしたい」とチャットで入力すると、AIが分析のワークフローを提案。データをアップロードし、「このデータでグラフを作って」「結果を考察して」といった指示を出すだけで、グラフ作成や結果の読み解きまでをAIが自動で行ってくれます。
また、分析プロセスは「ワークフロー」として可視化され、直感的な操作で修正や追加が可能です。作成したワークフローはチーム内で共有できるため、優れた分析手法を組織のナレッジとして蓄積し、分析業務の属人化を防ぐ効果も期待できるでしょう。同社が用意したテンプレートを活用すれば、すぐに分析を始めることも可能です。
料金プランは、フリープランのほか、用途に応じた3つの有料プラン(ベーシック、チーム、エンタープライズ)が設定されています。同社は今後、コンサルティング会社との連携も進め、データ分析業務のさらなる効率化を支援していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
データ分析のスキル格差は多くの企業の課題です。生成AIが専門家と現場の「翻訳者」となることで、データ活用がより身近なものになりそうですね。誰もがデータに基づいた意思決定ができるようになるか、今後の普及に注目です。













