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採用の評価はAI、判断は人。支援エージェント「JAPAN AI HR」提供開始
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採用の評価はAI、判断は人。支援エージェント「JAPAN AI HR」提供開始

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JAPAN AI株式会社は、企業の採用業務を効率化し、その品質向上を支援するAIエージェント「JAPAN AI HR」の提供を開始したと発表しました。多くの企業が抱える「評価基準のばらつき」や「選考プロセスの非効率」といった課題に対し、「評価はAI、判断は人」というコンセプトのもと、人事部門と現場が一体となった採用活動の実現を目指します。

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ポイント

  • 1
    採用ポジションごとに最適な評価基準をAIが自動で生成
  • 2
    書類選考のマッチ度判定から面接評価レポート作成までを自動化
  • 3
    「評価はAI、判断は人」をコンセプトに、採用の品質向上を支援

採用現場の課題をAIで解決

JAPAN AI株式会社が、採用支援AIエージェント「JAPAN AI HR」の提供を開始しました。このサービスは、採用の完全自動化を目指すのではなく、「評価」をAIが担い、「判断」は人が行うという考えに基づき、採用プロセスの効率化と品質向上を両立させることを目的としています。

開発の背景には、多くの企業が抱える採用現場の課題があります。「候補者が多すぎて履歴書の選別が雑になる」「面接官によって評価基準が異なる」「面接後の評価作成に時間がかかる」といった問題は、特に中途採用において、採用活動の質と効率を低下させる大きな要因となっていました。

4つのAIエージェントが業務をサポート

「JAPAN AI HR」は、採用評価業務をサポートする4つの主要なAIエージェントを備えています。まず「評価基準生成エージェント」が、採用ポジションごとに書類選考と面接の基準を自動で作成。これにより、人事と現場の認識のズレを防ぎます。

次に「書類マッチスコア生成エージェント」が、生成された基準に基づき候補者の書類を自動でスクリーニングし、マッチ度を算出します。さらに「面接評価エージェント」は、面接内容を文字起こしした上で評価レポートを自動作成。「求人票生成・改善エージェント」は、自社フォーマットに合わせた求人票の作成や、競合との比較による改善提案を行います。

企業全体の「採用力強化」へ

JAPAN AI社によると、本サービスの導入により、選考基準の明確化、面接の事前準備、議事録や評価の作成といった業務が効率化され、採用面接そのものの品質向上に繋がるとしています。これらの相乗効果によって、優秀な人材を獲得する確率を高め、企業全体の採用力を強化することを目指します。

今後は、新卒向けのエントリーシート評価機能やスカウト文章の作成機能、さらには面接の日程調整機能など、採用プロセス全体をカバーする機能拡充を計画しているとのことです。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AIによる完全自動化ではなく、あくまで「人による判断」を支援するというコンセプトが現実的で良いですね。評価の客観性を担保しつつ工数を削減できるのは、多くの人事担当者にとって朗報でしょう。AIの評価をどう最終判断に活かすか、企業の運用手腕も問われそうです。

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