
社内データ連携も可能、調査からパワポ作成までAIが担う「AQ-AIエージェント Slide Maker」提供開始
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アジアクエスト株式会社は、AIエージェントが搭載された業務効率化シリーズの第4弾として、対話形式でPowerPoint資料を自動生成する「AQ-AIエージェント Slide Maker」の提供を開始しました。チャットで指示するだけで資料の構成からページ作成までをAIが担い、社内データとの連携も可能な点が特徴です。
ポイント
- 1チャットで指示するだけで、AIが構成からデザイン選定、ページ生成までを自動で実行
- 2インターネット上の情報を検索し、データやビジュアル素材を収集して資料に反映
- 3社内のデータ基盤と連携し、自社の知見や過去案件に基づいた高精度な資料作成も可能
チャットで構想を形にするAIエージェント
アジアクエストが新たにリリースした「AQ-AIエージェント Slide Maker」は、資料作成のプロセスを大きく変える可能性を秘めたサービスです。「30代向けに自社の提案資料を」といった自然な言葉で依頼するだけで、AIエージェントがその意図を汲み取り、構成案の整理から適切なテンプレートの選定、ページ生成までを一貫して行い、PowerPoint形式で出力します。
本サービスの強みは、単なるページ生成に留まらない点にあります。AIはインターネット上の公開情報を検索し、資料の裏付けとなるデータや関連するビジュアル素材を自動で収集して内容に反映させます。これにより、これまで多くの時間を要していた調査や素材探しの手間が大幅に削減され、利用者は資料のメッセージ性を高めるなど、より本質的な作業に集中できるようになります。
社内データ連携で、より実用的な資料作成へ
このサービスの最大の特徴は、企業の内部データとの連携機能です。標準機能では公開情報を基に資料を作成しますが、オプションのカスタマイズにより、社内のデータレイクやナレッジ基盤と接続することが可能です。これにより、過去の案件情報や社内文書といった独自の知見を反映させた、より精度の高い社内報告書や顧客提案書などを自動で作成できるようになります。
アジアクエストは今後の展望として、ユーザーがAIと対話しながらテンプレートを作成できる機能や、Googleスライド形式での出力を追加する予定だと発表しています。同社は、AIエージェントを通じて企業の知的生産性を向上させ、業務変革を支援していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
資料作成AIは数多く登場していますが、社内データとの連携は実用性の鍵を握りますね。単なる効率化だけでなく、組織のナレッジ活用を促進するツールとして、今後の展開が楽しみです。


















