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Figma、AIネイティブ環境「Figma Weave」を発表。Weavy買収で創造性を拡張
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Figma、AIネイティブ環境「Figma Weave」を発表。Weavy買収で創造性を拡張

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デザインコラボレーションツールを提供するFigmaが、AI分野への投資を本格化させることを発表しました。生成AIプラットフォーム「Weavy」の買収をはじめ、デザインシステムを強化する新機能のアップデート、さらには東京・原宿での体験型イベントの開催など、多角的な展開でAIと人の創造性が融合する新しいデザイン体験の提供を目指します。

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ポイント

  • 1
    生成AIプラットフォーム「Weavy」を買収し、「Figma Weave」として統合
  • 2
    AIツール「Figma Make」にデザインシステム連携機能を追加し、プロトタイプ開発を迅速化
  • 3
    デザインの意図をAIが理解しコード生成を支援する「Figma MCPサーバー」を一般提供

AIとクラフトの融合を目指す「Figma Weave」

Figmaは、生成AIプラットフォームを開発するWeavy社を買収し、新たに「Figma Weave」として統合したことを明らかにしました。Figma Weaveは、複数のAIモデルとプロフェッショナルな編集ツールを組み合わせ、画像や動画、アニメーションなどを制作できるAIネイティブなクリエイティブ環境です。AIが生成した素材を人の感性で磨き上げるアプローチにより、スピードと品質の両立を目指すとしています。

デザインと開発を繋ぐAI新機能

今回のアップデートでは、AIツール「Figma Make」にデザインシステムを連携させる機能が導入されました。これにより、ブランドのアイデンティティを保ったまま、精度の高いプロトタイプを迅速に構築できるようになります。また、新機能「Make Kits」を使えば、Figmaのライブラリから直接Reactのコードコンポーネントなどを生成することも可能です。

AIがデザインの意図を理解し、コーディングを支援

開発者向けには、「Figma MCP(Model Context Protocol)サーバー」の一般提供が開始されました。この機能により、VS CodeなどのAI支援コーディングツールがFigmaのデザイン情報を直接参照できるようになります。AIがデザインの意図やスタイルを深く理解し、各チームのデザインシステムに忠実なコードを自動生成するのを助けます。

原宿で体験型イベント「Figma Make Cafe」を開催

Figmaは、これらのAIとクリエイティブの新しい関係を体験できるイベント「Figma Make Cafe」を、2025年11月7日と8日の2日間、東京・原宿のdotcom space Tokyoで開催します。会場ではFigma Makeのライブデモやミニハッカソンが実施され、AIがデザイナーの発想力を拡張する未来を体感できるとのことです。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

FigmaのAI戦略は、デザインから実装までの全工程をシームレスに繋ぐ野心的なものですね。AIと人のスキルが融合する未来の制作現場が垣間見えます。

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