
ChatGPT、米国で広告表示のテストを開始。回答への影響はなし
公開日:
OpenAIは、米国においてChatGPTの無料版およびGoサブスクリプション層のユーザーを対象に、広告表示のテストを開始しました。広告収入は、より高性能なAI機能への無料アクセスを維持・拡大するための資金源として位置づけられています。Pro、Business、Enterprise、Educationの各プランでは広告は表示されません。
ポイント
- 1広告は回答内容に影響を与えず、会話のプライバシーも保護
- 2ユーザーは広告の非表示やフィードバック、データ削除などのコントロールが可能
- 3テストは成人ユーザーに限定され、センシティブな話題の近くには表示されない
広告導入の目的と原則
OpenAIは、広告テストの目的を「より強力なChatGPT機能への広範なアクセスをサポートすること」と説明しています。無料および低コストのサービスを高品質に維持するには継続的な投資が必要であり、広告収入がその一助となることを目指しています。同社は以前から、ChatGPTへの広告導入における基本原則を公表しており、今回のテストはその実践となります。
ユーザープライバシーと回答の独立性を確保
最大の特徴は、広告がChatGPTの回答に一切影響を与えない設計です。回答はユーザーにとって最も有益な内容に最適化され、広告は「スポンサー付き」として明確にラベル付けされ、視覚的にも区別されます。また、広告主はユーザーの個々のチャット内容や履歴、個人情報にアクセスできず、広告の表示回数やクリック数などの集計情報のみを受け取ります。広告表示は、会話のトピックや過去のチャット履歴などを基にした関連性マッチングによって決定されます。
テストの範囲と今後の展開
現在のテストは、米国のログイン済み成人ユーザーに限定されています。18歳未満と判断されるアカウントや、健康、メンタルヘルス、政治などのセンシティブな話題の近くには広告は表示されません。OpenAIは、このテストから得られたフィードバックを重視し、広告が有用で自然な体験となることを確認した上で、段階的に展開を広げていく方針です。ビジネス向けには、広告プログラムの参加方法に関する情報提供を開始しています。
Q&A
Q. ChatGPTの広告とは何ですか?
A. OpenAIが米国でテストを開始した、無料版ChatGPTの利用を支えるための広告表示システムです。
Q. ChatGPTの有料プランでも広告は表示されますか?
A. Pro、Business、Enterprise、Educationプランでは広告は表示されず、無料版とGoプランのみが対象です。
Q. 広告を見たくない場合、どうすればいいですか?
A. PlusやProプランへのアップグレード、または無料版では1日の無料メッセージ数を減らす代わりに広告をオプトアウトする選択肢があります。

O!Productニュース編集部からのコメント
AIサービスの持続可能性と無料アクセスの両立を模索する動きとして注目されます。ユーザー体験を損なわないバランスが、今後の展開の鍵となるでしょう。
引用元:OpenAI
この記事の著者
O!Productニュース編集部


関連ニュース

LINEヤフー、AIチャット導入で「DS.INSIGHT」の相談件数6倍を実現

AIガバナンス設計のカスタマーサポートAI「TuneAIBot」が提供開始

AIで補助金を比較検索「補助金AIナビ」月額1980円で提供開始

岩手県信用保証協会、生成AI「neoAI Chat」を本格導入

シャノンMA、4月30日に新UIへ全面切り替え〜AIコンシェルジュ搭載で操作性向上

マネーフォワード、LPの小さな疑問を拾うAIチャット導入事例をmiiboが公開

DeepSeek、1.6兆パラメータの「DeepSeek-V4」を公開。無料で利用可能に

弥生、専門家監修の生成AIで労務相談に24時間対応する新サービス

シンカ、社内ドキュメントを学習するAIチャット「カイクラ AIナレッジ」を提供開始












