
鈴与、非定型書類に強い次世代AI-OCR「Quick AIOCR」を提供開始
公開日:
鈴与株式会社は、企業の入力業務を効率化する次世代型クラウドサービス「鈴与のQuick AIOCR」の提供を2026年1月30日に開始しました。固定資産課税台帳など、フォーマットが統一されていない非定型書類のデータ化に強みを持つサービスです。
ポイント
- 1非定型書類でも高精度なデータ化を実現する高性能AI-OCR
- 2ノーコードでデータを業務用形式に加工できる編集ツール
- 3情報の関連性を推論し「使えるデータ」に自動整理する分類AI
3つの機能で「使えるデータ」をワンストップで生成
「鈴与のQuick AIOCR」は、高性能AI-OCR、ノーコードデータ加工・編集ツール、分類推論AIの3つを組み合わせたクラウドサービスです。従来のAI-OCRでは困難だった高精度なデータ化に加え、業務で扱いやすい形式への変換や複数情報の自動照合までを一つのシステムで実現します。これにより、人による確認・修正作業の大幅な削減が期待できます。
同社によれば、特に自治体ごとにフォーマットが異なる固定資産課税台帳(名寄帳・明細書)や、請求書、見積書などの非定型書類において、その効果を最大限に発揮することを想定しています。すでに鉄道業界、不動産業界、ホテル業界などでトライアルを含む導入実績があります。
開発背景には非定型書類への課題
サービス開発の背景には、AI-OCR導入における非定型書類への課題がありました。同社の独自調査によると、OCR処理後のデータに対して利用者の8割以上が何らかの手修正を行っている実態があります。また、精度向上のために複雑な事前設定が必要となるケースが多く、約35%の企業がその設定作業を負担に感じていました。
「鈴与のQuick AIOCR」は、こうした現場の声を踏まえ、画像をアップロードするだけでAIが書類フォーマットを自動解析し、面倒な事前設定を不要にした点が特徴です。ユーザーは出力したいレイアウトに合わせて項目をクリックするだけで設定を完了できます。
ノーコード加工とAI推論で業務効率化を後押し
本サービスは、単に文字を読み取るだけでなく、その先の業務効率化までを見据えています。ノーコードのデータ加工・編集ツールにより、抽出したデータを簡単な条件設定で業務必要な形式に自在に変換できます。
さらに、分類推論AIが情報の関連性を判断し、書類に明示されていない情報も「使えるデータ」として自動整理します。これにより、複数の情報を人が照合・整理していた作業の手間を削減し、業務の生産性向上に貢献することを目指しています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
非定型書類のデータ化は多くの企業の悩みどころ。設定の簡易化と高精度化を両立した本サービスは、特に固定資産管理などの定期業務の負荷軽減に役立ちそうです。
Q&A
Q. 鈴与のQuick AIOCRとは何ですか?
A. 非定型書類のデータ化に強みを持つ、AI-OCRとデータ加工ツールを組み合わせた次世代クラウドサービスです。
Q. 固定資産課税台帳に使えるのはなぜですか?
A. 自治体ごとにフォーマットが異なる非定型書類でも、AIが自動解析し高精度なデータ化を実現するためです。
Q. ノーコードデータ加工ツールで何ができますか?
A. 簡単な設定で、OCRで抽出したデータを業務でそのまま使える形式や表記ルールに変換することができます。
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