
CTCとマクニカ、「フィジカルAIトレーニング」を提供開始
公開日:
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)と株式会社マクニカは、NVIDIAのプラットフォームを活用した「フィジカルAIトレーニング」の提供を開始しました。日本では少子高齢化による人手不足や技術継承が課題となっており、現場の状況を認識して自律行動するフィジカルAIへの注目が高まっています。本トレーニングは、デジタルツイン構築からロボット実機操作まで一貫して学べる実践プログラムで、製造業を中心に熟練技能の再現や自動化を支援します。
ポイント
- 1CTCとマクニカがNVIDIA基盤の「フィジカルAIトレーニング」を提供開始
- 2デジタルツインから実機操作まで一貫して学べる実践プログラム
- 3製造業の熟練技能継承と自動化を支援し、3年で20件の受注を計画
フィジカルAIの必要性
日本では少子高齢化に伴う人手不足や技術継承が大きな課題となっています。製造や物流の現場では、熟練者が持つ五感に基づく技能をAIで再現し、自動化につなげる取り組みが求められています。フィジカルAIは、データから傾向を学ぶ従来のAIと異なり、見て・触れて判断する能力が重要です。その実現には、高精度なセンシングや学習アルゴリズムに加え、物理挙動を精密に再現するデジタルツイン環境の構築が欠かせません。
「フィジカルAIトレーニング」の概要
CTCとマクニカが提供する「フィジカルAIトレーニング」は、NVIDIA OmniverseとNVIDIA AI Enterpriseを活用した総合プログラムです。座学から始め、デジタルツイン上でのロボットシミュレーション、さらにエッジデバイスや実ロボットを用いた動作制御・センサー連携の実習まで、仮想空間と実機を往復しながら学べます。学習環境としてGPUワークステーションの提供オプションも用意されています。
両社の役割と協業の狙い
このトレーニングは、CTCがこれまで提供してきたデジタルツイン環境での教育に、マクニカのロボット実行環境の技術や実習要素を加えることで拡充されました。一部カリキュラムは両社で共同開発されています。CTCはNVIDIA Omniverseを活用したデジタルツインの導入・運用を、マクニカはGPU基盤やロボット技術を担当し、それぞれの強みを生かしています。
今後の展開
両社は、製造業を中心にトレーニングを展開し、3年間で20件の受注を目指しています。市場ニーズや技術動向に応じてカリキュラムを拡張し、企業のフィジカルAI活用と競争力強化に貢献していくとしています。
Q&A
Q. フィジカルAIトレーニングとは何ですか?
A. NVIDIA Omniverseを使い、デジタルツイン構築から実際のロボット操作まで一貫して学べる、製造業向けの研修プログラムです。
Q. どのような企業に向いていますか?
A. 主に人手不足や技能継承に課題を抱える製造業や物流業の企業が対象で、実践的なスキル習得を目指します。
Q. 受講にあたり特別な設備は必要ですか?
A. GPUワークステーションはオプションで提供され、自前での準備は不要です。実機を用いる演習はトレーニング内で実施されるため、別途ロボットを用意する必要はありません。
関連リンク
- https://www.ctc-g.co.jp/solutions/nvidia/omniverse.html
- https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/nvidia/products/143448/
- https://www.ctc-g.co.jp/solutions/nvidia/ai_enterprise.html
- https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/nvidia/products/143447/
- https://www.ctc-g.co.jp/

O!Productニュース編集部からのコメント
デジタルツインで仮想練習してから実機操作できるのは、現場の負担が減りそうですね。熟練者のノウハウを継承したい工場に刺さるかもです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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