
クラシル、AIエージェント「Kurashiru AI Supply Chain OS」提供開始
公開日:
クラシル株式会社は、メーカー・卸・小売企業向けのAIエージェント「Kurashiru AI Supply Chain OS」の提供を開始しました。同社はこれまでレシピ動画サービス「クラシル」などで培ったデータ基盤を活用し、販促領域のデジタル化を進めてきました。新サービスでは、企業内の分散データに一貫した意味づけを行うオントロジー技術を中核に、複数業務にまたがる判断や作業をAIが支援します。タスク数に応じた従量課金モデルを採用し、スモールスタートが可能です。
ポイント
- 1メーカー・卸・小売企業の商習慣に対応したオントロジー基盤
- 2AIエージェントが4領域(セールス・受発注・SCM・経営管理)を支援
- 3タスク処理ごとの従量課金モデルで導入ハードルを低減
提供の背景
メーカー・卸・小売企業では、労働力不足や採用難を背景に業務効率化の必要性が高まっています。一方でAIの基盤モデルが進化し、複雑な判断業務への活用が現実的になっています。しかし、現場では部門ごとに個別システムが導入され、データが分断されてしまう課題がありました。こうした状況を受け、クラシル株式会社は業務全体を横断するAIエージェント基盤として本サービスを開発しました。
サービスの概要
本サービスは、AIエージェントレイヤー、オントロジーレイヤー、情報レイヤーの3層で構成されます。現在提供するAIエージェントは、セールス&販促、受発注、サプライチェーン、経営管理の4領域です。これらのエージェントは、商談記録やPOSデータ、FAX帳票など多様なデータを横断的に扱い、スタッフの判断や作業を支援します。既存の基幹システムを置き換えるのではなく、連携する形で機能します。
特長
第一に、メーカー・卸・小売の商習慣に特化したオントロジーにより、分散したデータの意味を統一し、AIの精度を高めます。第二に、月額固定ではなく、AIエージェントが処理したタスク数に応じた従量課金を採用しています。対象業務を絞って小さく始められ、効果を見ながら拡大できます。第三に、例えば販売条件管理のような複雑な照合計算業務をAIが代行し、担当者は分析や交渉などより付加価値の高い仕事に時間を使えるよう支援します。
今後の展開
クラシル株式会社は、まず食品・飲料メーカーを中心にサービスを展開し、その後日用品・化粧品を含む消費財メーカー領域へ拡大する方針です。AIエージェントの対応領域も段階的に拡張し、メーカー・卸・小売企業のより広範な業務を支援していくとしています。
Q&A
Q. 「Kurashiru AI Supply Chain OS」とは何ですか?
A. メーカー・卸・小売企業の業務データを統合的に扱い、AIが販促策の立案や受発注、在庫管理などの判断と作業を支援するサービスです。
Q. 従量課金の仕組みはどうなっていますか?
A. 月額固定ではなく、AIエージェントが実行したタスクの数に応じて料金が発生するモデルです。そのため、特定の業務から小さく始められます。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
オントロジーでデータの意味を統一するアプローチ、現場のデータ分断に悩む企業には刺さりそうです。従量課金で小さく始められるのも導入しやすくていいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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