
IBM、開発ライフサイクル全体を自動化するAIパートナー「IBM Bob」を発表
公開日:
日本IBMは、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を自動化するAIパートナー「IBM Bob」の提供を開始しました。企画からテスト、デプロイ、モダナイゼーションまで一貫して支援し、ガバナンスとセキュリティー管理を備えています。現在IBM社内では8万人以上が利用し、平均45%の生産性向上が報告されています。30日間の無償トライアルも提供され、多くの開発チームが試すことができます。
ポイント
- 1SDLC全体をカバーするエージェント型AIで、開発工程を自動化
- 2セキュリティーと監査機能を開発ワークフローに統合
- 3マルチモデル・オーケストレーションで最適なAIを自動選択
SDLC全体を自動化するAIパートナー
IBM Bobは、単なるコード補完ツールではありません。ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の企画、設計、コーディング、テスト、デプロイ、モダナイゼーションに至るまで、各工程にAIの支援を組み込みます。これにより、開発チームはスピードと品質を両立させながら、安全にプロジェクトを進められます。Ernst & Young社やBlue Pearl社などでも導入が進んでいます。
セキュリティーとガバナンスの管理
IBM Bobは、プロンプトの正規化や機密データのスキャン、リアルタイムのポリシー適用といったセキュリティー機能を、開発ワークフローに直接組み込んでいます。また、AIが生成したコードの変更履歴を自動で文書化し、監査にも対応します。開発者は手動承認からタスク別の自動承認まで、チェックポイントを柔軟に設定できます。
IBM社内での導入効果
2025年6月に社内導入されて以来、全世界で8万人以上のIBM社員がIBM Bobを利用しています。調査では平均45%の生産性向上が報告され、IBM Instanaチームでは特定タスクの所要時間が70%削減、週あたり平均10時間の時間短縮が実現しました。また、IBM Maximoチームではコード更新作業を約69%短縮しています。
提供形態と今後の展開
IBM Bobは現在、クラウド上のSaaSとして提供されており、30日間の無償トライアルを利用できます。個人向けおよびエンタープライズ向けのプランが用意されており、将来的にはオンプレミス版の提供も予定されています。既存のIBM Watson Code Assistantユーザーには、IBM Bobへの移行パスが提供されます。
Q&A
Q. IBM Bobとは何ですか?
A. ソフトウェア開発の企画から運用まで、ライフサイクル全体を自動化するIBMのAIパートナーです。ガバナンスやセキュリティー機能を備え、企業の厳しい要件にも対応します。
Q. IBM Bobは他のAIコーディングツールとどう違うのですか?
A. コード補完に限らず、モダナイゼーションやセキュリティー管理を含む開発プロセス全体を自動化できる点が特徴です。エンタープライズに必要な統制や監査機能も標準で組み込まれています。
Q. 無料で試すことはできますか?
A. はい、30日間の無償トライアルが提供されています。その後、個人向けまたはエンタープライズ向けの有料プランに切り替えることが可能です。
関連リンク
- bob.ibm.com
- IBM Granite
- IBM Bobで実現する、AI支援型コーディングからAI支援型デリバリーへの転換
- Introducing the IBM Bob Premium Package for Z
- https://sync-sys.com/your-it-budget-is-80-maintenance/#:~:text=Your%20IT%20budget%20is%2080,generative%20AI%2C%20drive%20competitive%20advantages.
- https://www.ibm.com/case-studies/blue-pearl-bob
- https://jp.newsroom.ibm.com/2026-04-30-introducing-ibm-bob-ai-development-partner-that-takes-enterprises-from-ai-assisted-coding-to-production-ready-software

O!Productニュース編集部からのコメント
社内で8万人が使って生産性45%向上は説得力ありますね。開発チームのリーダーは無料トライアルで効果を試す価値がありそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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