
KPMGコンサルティング、因果分析ツールでマーケティング施策の効果を可視化する新サービス
公開日:
KPMGコンサルティング株式会社は、因果分析ツールを活用したデジタルマーケティングの高度化支援サービスの提供を開始しました。多くの企業ではMAツールで大量のデータを集めているものの、施策と結果の因果関係がつかめず、非効率な施策が続いてしまうケースがあります。この新サービスは、データから本当に効果のある施策を明確にし、マーケティング予算の最適化を目指します。
ポイント
- 1AIがデータから因果構造を自動推定し、顧客の行動に本当に影響する要因を特定します。
- 2因果分析の結果をもとに、最も効果的な施策シナリオを提案します。
- 3効果の低い施策を削減し、予算を成果の出る施策に再配分することで、ROIの向上を支援します。
サービス開始の背景と課題
近年、多くの企業がマーケティングオートメーション(MA)ツールを導入し、顧客との接点データを大量に収集しています。しかし、データの分析は表面的な相関分析にとどまり、施策と結果の因果関係が把握できないケースが少なくありません。また、顧客行動とデータの複雑化やサイロ化によって、どの要素が効果的だったのか検証できないまま、不要な施策が継続されるという課題がありました。
因果分析ツールの特徴
KPMGコンサルティングは、KPMGジャパンのデータ&テクノロジーのプロフェッショナル組織「アドバイザリーライトハウス」と連携し、因果探索と因果推論を統合した分析ツールを開発しました。このツールは、複数の因果探索アルゴリズムを並列実行し、アンサンブルにより信頼性の高い因果関係の候補を抽出します。さらに、推定された因果グラフに基づく因果推論により、施策のもたらす平均因果効果を定量評価します。
提供する価値と活用方法
本サービスでは、企業が直接またはMAツールを通じて保有するマーケティングデータを分析します。具体的には、顧客へのメールマガジンの開封が購買行動に影響しているか、顧客属性が購買を左右しているか、フォローアップが解約率にどう寄与しているかなどをデータドリブンで可視化します。その結果をもとに、最も効果の高い施策シナリオを提案し、MAのシナリオ設計やマーケティングプランの策定に活用できます。また、効果が限定的な施策を削減し、浮いた予算を成果の出る施策に再配分することで、ROASやLTVの向上を支援します。
Q&A
Q. KPMGコンサルティングとは何ですか?
A. 大手監査法人KPMGグループのコンサルティング会社で、因果分析ツールを使ったマーケティング支援サービスの提供を始めました。
Q. このサービスの何ができるのですか?
A. メール開封や顧客属性など、どの要素が実際の購買や解約に影響しているかをデータで示し、効果的な施策を提案します。
Q. 従来のマーケティング分析と何が違うのですか?
A. データ同士の表面的な相関ではなく、因果関係を特定する点が違います。効果のない施策をやめて予算を集中できるようになります。
関連リンク
- 因果分析ツールを用いたデジタルマーケティング高度化支援
- https://kpmg.com/jp/ja/media/press-releases/2026/04/kc-causal-marketing.html

O!Productニュース編集部からのコメント
MAツールのデータをため込んでいるだけで活用できていない企業には、まさに刺さるサービスですね。因果関係を可視化すれば、上層部への予算説明もぐっと楽になりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


関連ニュース

キャスター、Slackの指示でAIが会計処理を実行する「NEO Accounting」を提供開始

ギブリー、Claude Coworkの導入・活用を一気通貫で支援するサービス開始

Graat、au PAYの内製開発でAIエージェント活用、属人化した知見を組織の資産に

士業事務所の定型業務をAIが支援、Incertoが『士業Copilot』提供開始

データX、AI活用の土台となる「AI Driven CDP」を発表

ヘッドウォータース、法改正対応のシステム改修コストを削減する「AI-Rule as Code」を提供開始

Gooser、企業のAI・DX推進を3分で診断する無料ツールを公開

Pacific Meta、JPYCを使った企業向けステーブルコイン決済とAIエージェント決済の導入支援を開始

売れるネット広告社グループ、AIで既存システム保守を再収益化する新サービス





















