
AIが「やさしい日本語」を提案、書き換え支援サービス「やさにちリライト+」登場
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一般社団法人やさしいコミュニケーション協会は、専門家の知見を学習したAIが「やさしい日本語」への書き換えを支援する新サービス「やさにちリライト+」を、2026年1月17日に提供開始すると発表しました。自治体や企業が抱える「これで伝わるだろうか」という不安に対し、AIによる「提案」という形で応えるサービスです。
ポイント
- 1専門家のノウハウを学習したAIが、文脈を理解した2パターンの書き換え案を提示
- 2ルビ振り、分かち書き、10言語への翻訳など、情報発信を支える多機能性を実現
- 3専門家への依頼と比較し、コストを約1/132にまで圧縮する圧倒的な価格競争力
専門家の知見をAIが「提案」、担当者の不安を解消
「やさしい日本語」は、外国人や子ども、高齢者など多様な人々とのコミュニケーションに有効ですが、「唯一の正解がない」ため、現場の担当者が「自分の書き方で合っているか判断できない」という課題を抱えていました。今回発表された「やさにちリライト+」は、この課題を解決するために開発されたものです。
本サービスは、入力された文章に対し、専門家のノウハウを学習したAIが文脈を汲み取り、「できるだけ易しく」「易しく」という2パターンの書き換え案を提示します。AIが答えを断定するのではなく、あくまで「提案」という形を取ることで、最終的な判断は利用者が行います。このプロセスを通じて、担当者の迷いを自信に変え、自走をサポートすることを目指しているといいます。
書き換えから多言語翻訳まで、圧倒的なコストで
「やさにちリライト+」の特長は、質の高い書き換え提案だけではありません。文章へのふりがな(ルビ)の付与や、文章を単語や文節で区切る「分かち書き」、さらには10言語への多言語翻訳や音声読み上げ機能までをワンストップで提供します。これにより、情報発信にかかる手間を大幅に削減できるとしています。
コストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。同協会によると、従来専門家が手作業で行っていた300文字の書き換え作業(約5,800円)と同等の工程を、本サービスでは約44円で実現。これは約1/132のコストに相当し、これまで予算の都合で専門家への依頼が難しかった組織でも導入しやすくなっています。
震災の教訓から生まれた「やさしい日本語」を未来へ
サービスのリリース日は、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に設定されました。「やさしい日本語」は、この震災で多くの外国人が言葉の壁により必要な情報を得られなかったという教訓から生まれた経緯があります。同協会は、災害時の「命を守る言葉」としてだけでなく、平時の「心をつなぐ言葉」としてさらに広げていきたいとの決意を込めて、この日を選んだと説明しています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIが答えを出すのではなく、人が選ぶための「提案」をするという設計思想が興味深いですね。コスト削減だけでなく、担当者のスキルアップにも繋がりそうです。多様な背景を持つ人々とのコミュニケーションを円滑にする、心強いツールになりそうです。
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