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AI翻訳「T-4OO」、生成AIによる要約機能を新搭載。翻訳後の内容把握を効率化
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AI翻訳「T-4OO」、生成AIによる要約機能を新搭載。翻訳後の内容把握を効率化

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株式会社メタリアルグループ傘下の株式会社ロゼッタは、高精度AI翻訳サービス「T-4OO(ティーフォーオーオー)」のアップデートを発表しました。今回の更新では、翻訳履歴画面のユーザーインターフェース(UI)を刷新するとともに、生成AIを活用した「要約機能」を新たに搭載。翻訳結果の管理や内容把握を効率化し、翻訳後の業務をサポートします。

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ポイント

  • 1
    読む手間を削減。生成AIが翻訳結果を自動で要約する新機能を追加
  • 2
    より直感的に。翻訳履歴画面のUIを刷新し、過去の翻訳の視認性を向上
  • 3
    翻訳後の「見返す・理解する」負担を軽減し、業務全体の効率化を目指す

翻訳後の「読む・探す」手間を削減

ロゼッタが提供する「T-4OO」は、専門文書や社内用語を高精度に翻訳できるAIサービスとして、多くの企業で導入されています。一方で、利用者からは「過去の翻訳結果をもっと直感的に見つけたい」「論文など長文の翻訳後に内容を素早く把握したい」といった声が寄せられていました。今回のアップデートは、こうした翻訳後の活用フェーズにおける課題解決を目的としています。

生成AIが長文の要点を自動で抽出

今回のアップデートで新たに追加されたのが、生成AIを活用した「要約機能」です。翻訳履歴画面上で、翻訳済みの文章の要点をAIが自動で抽出し、簡潔な要約として表示します。これにより、海外の論文や技術レポートといった長文資料を翻訳した後、内容の全体像を素早くつかむことが可能になります。社内での情報共有や、複数の翻訳結果を比較検討する際の負担軽減にもつながるでしょう。

翻訳履歴画面もリニューアル、より使いやすく

あわせて「翻訳履歴」画面のUIも全面的にリニューアルされました。操作する箇所が直感的にわかるようデザインや配置が見直され、過去の翻訳結果の確認や再利用がよりスムーズに行えるようになっています。詳細画面も見やすくなり、翻訳ファイルのダウンロードといった操作も簡単になりました。

ロゼッタは今回のアップデートについて、「翻訳結果は『訳して終わり』ではなく、その後どのように活用できるかが重要」とコメント。今後も現場の声を反映しながら、翻訳業務全体を支える機能強化を進めていく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AI翻訳が単に「訳す」だけでなく「理解を助ける」フェーズに入ってきましたね。生成AIによる要約は、情報収集の時短に直結しそうです。専門分野の長文を読む機会が多いビジネスパーソンには、特に心強い味方になりそうです。

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