すべて
タグ
AI活用の“効果”を見える化、メール自動化ツール『yaritori AI』にレポート機能
アップデート
AI関連

AI活用の“効果”を見える化、メール自動化ツール『yaritori AI』にレポート機能

公開日:

Onebox株式会社は、メール対応を自動化するAIエージェント『yaritori AI』のアップデートを発表しました。今回の更新で、AIの利用状況や成果を可視化する「レポート機能」が新たに追加され、企業がAI導入の効果を定量的に把握しやすくなります。

この記事をシェア

ポイント

  • 1
    AIの利用回数やユーザー評価を可視化する「レポート機能」を追加
  • 2
    AI導入の成果を定量的に把握し、ROI(投資対効果)の検証が容易に
  • 3
    今後はAIへの追加指示や自己学習機能も実装し、完全自動化を目指す

Onebox株式会社が提供するAIエージェント『yaritori AI』に、AIの活用状況を分析できるレポート機能が追加されました。この新機能により、AIによるメッセージの生成回数や、生成された返信文に対する現場ユーザーからの「いいね」「ダメ」といった評価数をデータで確認できるようになります。多くの企業で課題となっているAI導入の効果測定を支援し、ROI(投資対効果)の検証や運用方針の最適化に役立てられるとしています。

同社は、営業やカスタマーサポートといったフロントオフィス業務の効率化を目指すメール起点のDXツール『yaritori』を提供してきました。こうした業務は反復的なタスクが多く、生成AIによる改善の余地が大きいことから、2025年6月に過去のメール履歴などを参照して回答文を自動生成する『yaritori AI』をリリース。その後も継続的な機能改善を重ねてきました。

『yaritori AI』は、LLM(大規模言語モデル)と、各企業のメールデータやFAQといった独自データを活用するRAG(検索拡張生成)の技術を採用することで、精度の高い回答生成を実現しています。また、GmailやOutlookとワンクリックで同期できる手軽さも特徴の一つです。

同社は今後の展望として、メール対応の完全自動化を目指し、開発を強化する方針です。具体的には、AIが生成した文章に対してユーザーが追加で指示を出せる機能や、その指示内容をAIが記憶し、次回以降の応答に反映させる機能の実装を予定しているとのことです。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AIツールの導入効果は、感覚的には分かっても定量的に示しにくいのが実情でした。今回のアップデートは、現場の利用実態をデータで示し、ROIを明確にする上で非常に実践的な機能と言えそうです。

この記事をシェア

関連ニュース

AIエージェントのプロダクト

メール共有システムのプロダクト

メール配信ツール(メルマガ配信)のプロダクト

この記事を読んだ人はこんなタグにも興味があります

この記事をシェア