
資料作成9割削減へ、Feloが日本初「デザインAgent」搭載の「Felo Slide 3.0」提供開始
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AI検索・エージェントプラットフォーム「Felo」を開発するFelo株式会社は、日本初となる「デザインAgent」を搭載したプレゼンテーション資料作成ツール「Felo Slide 3.0」の提供を開始しました。従来のテンプレート型AIツールとは異なり、AIがデザイナーのようにユーザーの意図を汲み取り、最適なビジュアルを創造するのが特徴です。また、同社のAI検索「Felo」の全世界でのユーザー数が300万人を突破したこともあわせて発表されました。
ポイント
- 1デザイナーのように思考する、日本初の「デザインAgent」を搭載
- 2Googleの最新画像生成AI「NanoBanana」で高品質なビジュアルを自動生成
- 3資料作成にかかる時間を最大90%削減し、本質的な業務への集中を支援
AIが思考し、デザインを創造する新時代へ
Felo株式会社が提供を開始した「Felo Slide 3.0」は、プレゼンテーション資料作成のあり方を大きく変える可能性を秘めたツールです。最大の特徴は、日本初となる「デザインAgent」機能。これは、単にテキストを既存のテンプレートに流し込む従来のAIツールとは一線を画し、AIがユーザーの意図や資料の目的を深く理解して、最適なデザインをゼロから創造するものです。
同社によれば、この機能により資料作成にかかる時間を最大90%削減できるとしています。これにより、ビジネスパーソンは時間のかかる作業から解放され、戦略立案や顧客対応といった、より本質的な業務に集中できるようになります。
簡単なキーワードから専門的な資料を自動生成
「Felo Slide 3.0」の使い方は非常にシンプルです。ユーザーが「日本 桜 旅」といった簡単なキーワードを入力するだけで、デザインAgentが資料の目的やターゲット層を推測し、「旅行者向け」「写真家向け」といった複数のストーリーラインを提案します。
ユーザーが例えば「写真家向け」を選択すると、撮影スポット別の構図やタイミング計画など、全17ページにも及ぶ専門的なアウトラインを数秒で生成。さらに、各ページに最適な画像配置やレイアウトを記した「デザイン指示書」まで自動で作成します。ビジュアル面では、Googleの最新画像生成モデル「NanoBanana」を搭載しており、写実的な写真からイラスト、図解まで、プロレベルの高品質な画像を自動で生成することが可能です。
資料作成の負担を解消し、企業のコミュニケーションを革新
多くのビジネスパーソンにとって、PowerPointなどでの資料作成は、数時間から数日を要する大きな負担となっています。Felo社はこうした課題を解決するため、「Felo Slide 3.0」を開発しました。
同社は今後も継続的な機能改善を進め、資料作成を単なる「情報の整理」から、「魅力的に伝え、行動を促す」ための知的支援ツールへと進化させていく方針です。コンサルティングやIT、製造業など、スピーディーな資料作成が求められる業界での活用が期待されます。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
キーワード入力だけで、ストーリー構成からビジュアルまでをAIが生成する体験は、従来の資料作成の概念を変えます。資料づくりに追われるコンサルや営業職にとって、業務効率を飛躍的に高めるツールになりそうです。




















