
ジンベイ、PC 1台で動くAI-OCR「GenOCR CPU版」を提供開始
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ジンベイ株式会社は、手書き文字や非定型帳票の読み取りに強いAI-OCRサービス「ジンベイ GenOCR」について、GPUサーバーを必要としないスタンドアローン型の「CPU版」の提供を開始しました。インターネットに接続しない環境でも利用でき、帳票データを社外に出さずに社内のPCだけで読み取りまで完結します。専用のGPUサーバーを用意することが難しい企業や自治体でも、既存のPCで導入できます。初期費用は20万円、年間ライセンスは60万円(いずれも税抜)で、1台から利用できます。
ポイント
- 1GPUサーバー不要のスタンドアローン型「GenOCR CPU版」を提供開始
- 2インターネット非接続のPC内で帳票画像と読み取り結果を処理
- 3初期20万円・年60万円/台(税抜)で、少量〜中量の帳票処理に対応
PC 1台から導入できるCPU版
GenOCR CPU版は、GPUを搭載していないPCにインストールして利用します。従来のオンプレミス版が大量処理向けGPUサーバーの設置を前提としていたのに対し、CPU版はPC 1台から少量〜中量の帳票処理を始められます。
発表の推奨環境は、Windows 11(64bit)またはMac、Intel Core i5 第12世代以上、メモリ16GB以上(最低8GB)、空き容量6GB以上です。MacのOSバージョンやCPU別の対応条件は記載されていないため、導入予定端末での利用可否はジンベイへの確認が必要です。
インターネット接続不要、データが社外に出ない
スタンドアローン環境で利用できるため、帳票の画像も読み取り結果もPCの外には出ません。閉じたネットワークの中の端末や、機密性の高い帳票を扱う部署でも、AI-OCRを利用できます。
出典:ジンベイ。CPU版で帳票の読み取りから出力・保存までをPC内で行う説明図です。
手書き・非定型帳票を読み取る
GenOCRは、生成AIを活用し、手書き文字やフォーマットが決まっていない帳票をデータ化するAI-OCRです。CPU版も、事前の帳票設定をせずに読み取る製品の特長を引き継ぎます。
発表ではGenOCR全体の説明として、読み取り精度99%以上という社内検証結果を挙げています。ただし、検証対象やCPU版単独の測定条件は示していません。すべての帳票でその精度を保証する数値ではなく、導入判断には実際に扱う帳票での確認が必要です。
料金とGPU版との使い分け
CPU版の初期費用は20万円、年間ライセンスは60万円/台で、いずれも税抜です。ライセンスは端末ごとに発行します。
発表の比較図に記載されたCPU版とGPU版の違いは次のとおりです。
| 項目 | CPU版 | オンプレミス型GPU版 |
|---|---|---|
| 想定処理量 | 少量〜中量、PC 1台で完結 | 大量・高速処理、サーバーに設置 |
| 初期費用(税抜) | 20万円 | 500万円〜 |
| 年間ライセンス(税抜) | 60万円/台 | 360万円〜 |
| OS | Windows 11(64bit)/Mac | Linux(Ubuntu 22.04以降) |
| CPU | Intel Core i5 第12世代以上 | 16コア以上 |
| メモリ | 16GB以上推奨、最低8GB | 128GB以上 |
| GPU | 不要 | NVIDIA GPU、VRAM 60GB以上 |
| 空き容量 | 6GB以上 | SSD 200GB以上 |
出典:ジンベイの発表内「ネット接続不要の2つの環境」比較図。GPU版はサーバー等のハードウェア費用を含まず、読み取り件数で費用が異なるため詳細は見積もりとなります。仕様は変更される場合があります。
1台で効果を確認した後、必要に応じて台数を増やしたりGPU版へ移行したりする使い方を想定しています。具体的な処理速度の比較値は発表に記載されていません。
想定する帳票と利用場面
ジンベイは、個人情報や機密情報を社外へ出せない次の業務を利用例に挙げています。
- 医療・検査:検査依頼書や問診票のデータ化
- 自治体・公共:外部ネットワークに接続できない端末での申請書・届出書の読み取り
- 製造・建設:検査成績書や点検記録など、社外へ出せない品質記録のデータ化
- 金融・士業:機密性の高い申込書や契約関連書類の読み取り
部署単位で試験導入し、全社展開前に処理量や対象帳票への適合を確かめる用途も想定しています。これらは発表が示す活用例であり、各業界での導入成果を測定した事例ではありません。
Q&A
Q. GenOCR CPU版とは何ですか?
A. GPUサーバーを使わずに、一般的なPC 1台で動くAI-OCRサービスです。インターネットに接続しない環境でも、手書き帳票を社内だけでデータ化できます。
Q. CPU版とGPU版はどう使い分けるのですか?
A. CPU版は少量から中量の帳票処理に適しています。大量の帳票を高速に処理したい場合は、サーバーに設置するオンプレミス型のGPU版を利用します。
Q. どんな業種や部署に向いていますか?
A. 医療・検査、自治体、製造・建設、金融・士業など、個人情報や機密情報を扱う部署に向いています。部署単位で試験導入する場合にも適しています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
GPUサーバーを調達せずにPC 1台から試せるなら、社内の帳票を外へ出せない担当者も、手元の環境で導入検証を進めやすそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

