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北九州総合病院、kintone×AI-OCRで電子カルテ入力を30分→5分に短縮
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北九州総合病院、kintone×AI-OCRで電子カルテ入力を30分→5分に短縮

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サイボウズ株式会社は、社会医療法人北九州病院北九州総合病院がkintoneを基盤に開発した医療データ登録ソリューション「MEDITAL」の活用事例を発表しました。高齢化に伴う大腿骨近位部骨折の増加と診療報酬制度変更により、レジストリ登録の入力負担が深刻化していました。北九州総合病院はAI-OCR技術を組み合わせ、1症例あたり最大30分かかっていた作業を5〜6分に短縮しました。この取り組みは、医療従事者の負担軽減と質の高い医療提供の両立を目指すものです。

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ポイント

  • 1
    北九州総合病院がkintone基盤の「MEDITAL」を開発し、入力時間を30分から5分に短縮
  • 2
    AI-OCR技術で電子カルテ画像からデータを自動読み取り、転記作業を大幅に削減
  • 3
    年間250症例の入力負担が軽減、心理的負担も改善し、全国の医療機関への展開を目指す

データ収集の壁に直面する医療現場

高齢化の進展により、大腿骨近位部骨折の治療件数は年々増加しています。2022年4月から緊急手術加算が導入され、診療報酬制度の変更でFFN-Jレジストリへの登録が要件となりました。北九州総合病院では、医師クラークが不慣れな場合、1症例あたり最大30分の入力時間を要し、年間250症例の処理に大きな負担が生じていました。記載漏れや表記揺れのないデータ蓄積が求められる一方、現場の入力負荷が業務を圧迫する「データ収集の壁」に直面していたのです。副院長の福田文雄氏が主導し、診断・治療データの収集業務改善プロジェクトが立ち上がりました。

kintone×AI-OCRで実現した「MEDITAL」

北九州総合病院は2024年後半から、株式会社日本メディカル情報サポート(NMIS)と共同で「MEDITAL」の開発に着手しました。kintoneをプラットフォームとして活用し、「入力しやすい」「すぐに活用できる」「データを揃えられる」という特性を最大限に活かしています。特に効果的だったのはAI-OCR技術の導入です。従来は電子カルテの各所に散在する情報を手作業で転記していましたが、AI-OCRで画像から必要なデータを自動読み取りし、kintoneに直接入力できるようになりました。その結果、1症例あたりの作業時間は6分の1に短縮されました。

業務効率化が医療の質向上に寄与

実務を担当する医師クラークの川井美咲氏は、「AI-OCRで画像を読み込んでその場で比較できるため、ミスへの不安という心理的負担も軽減されました」と評価しています。CSVからの直接更新やグラフ化機能により、全国データとの比較も容易になりました。福田副院長は、「医療は科学でありデータが重要。働き方改革の観点からも、医師は医療の質向上に注力すべき」と述べ、業務効率化なくして質の高い医療提供は困難と指摘します。今後は、FFN-Jレジストリ登録施設や日本整形外科学会症例レジストリへの展開を皮切りに、全国の医療機関への導入を目指します。

Q&A

Q. 北九州総合病院が導入した「MEDITAL」とは何ですか?

A. kintoneを基盤に、AI-OCR技術で電子カルテのデータを自動入力する医療データ登録ソリューションです。

Q. なぜデータ入力にこれほど時間がかかっていたのでしょうか?

A. 電子カルテ内の各所に散在する情報を手作業で転記し、記載漏れを防ぐための確認にも手間がかかっていたためです。

Q. この取り組みは他の病院でも導入される予定ですか?

A. まずはFFN-Jレジストリ登録施設や日本整形外科学会症例レジストリに展開し、将来的には全国の医療機関への導入を目指しています。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

kintoneとAI-OCRで入力時間が6分の1に。現場の心理的負担も減らせているのがいいですね。

引用元:PR TIMES

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この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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