
エスプール、対面販売の属人化と法令リスクに対応するAI教育ツール「トレーニングマスター」を開発
公開日:
株式会社エスプールセールスサポートは2月2日、対面販売現場における「販売スキルの属人化」と「法令違反リスク」の課題解決を目的とした、生成AIを活用した教育ツール「トレーニングマスター(トレマス)」の開発を発表しました。同社が蓄積してきた大規模な対面販売データを基に、仮想顧客との対話トレーニングとAIによる自動評価を組み合わせた業界初のツールとしています。
ポイント
- 1生成AIが作り出す仮想顧客と、場所を選ばず何度でも実践的なロールプレイングが可能
- 2法令遵守や表現リスクを含め、販売トークをAIが自動でスコアリングし可視化
- 3個人別の成長データを蓄積・管理し、属人的なOJTからの脱却と品質改善を支援
背景と開発の目的
店頭やイベント、訪問販売などの対面販売現場では、販売員の経験やスキルに品質が左右されやすく、教育や評価が属人化しやすい課題がありました。また、コンプライアンスに関わる表現も現場判断に委ねられる部分が多く、企業にとっては大きなリスクとなっていました。エスプールセールスサポートは、こうした課題に対し、「販売現場の再現性」と「指導・評価の客観性」を高める新たな教育手法として、本ツールの開発に取り組みました。
生成AIによる仮想顧客と実践的トレーニング
「トレーニングマスター」の第一の特長は、生成AIが年齢・性別・購買意欲に加え、天候や場所、時間帯といった環境要因まで組み合わせた多様な仮想顧客を生成できる点です。これにより、実際の販売シーンを高度に再現したロールプレイングを、時間や場所の制約なく反復して行うことができます。新人教育からベテラン社員のスキルアップ、是正指導まで、幅広い研修ニーズに対応します。
AI自動スコアリングで販売トークの「質」を可視化
第二の特長は、仮想顧客との対話内容をAIが自動解析し、販売トークを数値化して評価する点です。評価は、(1)関連法令に照らして問題のある表現がないか、(2)消費者に不安や不信感を与える表現がないか、(3)顧客が求める情報を適切に提供できているか、といった観点で行われます。評価結果は個人別に可視化され、データに基づいた客観的な指導を可能にします。
データ駆動型の継続的育成へ
第三の特長は、評価結果やスコアの推移、トレーニング履歴を一元管理できる点です。これにより、指導者の経験や勘に依存した属人的な育成から脱却し、一人ひとりの成長過程や課題をデータで把握しながら、継続的かつ再現性の高い人材育成と販売品質の改善を支援します。
同社は現在、社内でのPOC(概念実証)運用を進めており、今後は対面で契約業務を行う企業や店頭販売を行う企業を中心に、外部への提供も視野に入れているとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
販売の「技」をデータで可視化し、標準化する試みですね。AIがコンプライアンスの目となることで、企業のリスク管理と従業員の成長支援の両立が図れる点に可能性を感じます。
Q&A
Q. エスプールの「トレーニングマスター」とは?
A. 対面販売の教育向けに、生成AIによる仮想顧客との対話トレーニングとAI自動スコアリングを組み合わせたツールです。
Q. トレーニングマスターで何ができる?
A. 多様な仮想顧客を相手に実践的なロールプレイングを行い、その販売トークを法令リスクなどの観点からAIが自動で評価・スコアリングできます。
Q. このツールの主なメリットは?
A. 販売指導の属人化を解消し、場所を選ばず品質の均一な教育と、データに基づく客観的な人材育成を実現できる点です。
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