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動画生成AI「NoLang」、日本語資料から英語PR動画を自動生成。海外展開のコストと時間を大幅削減へ
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動画生成AI「NoLang」、日本語資料から英語PR動画を自動生成。海外展開のコストと時間を大幅削減へ

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株式会社Mavericksは、同社が提供する動画生成AIサービス「NoLang(ノーラン)」において、海外向けのPRやマーケティングを支援する英語動画テンプレートを拡充したと発表しました。このアップデートにより、日本語の製品資料やFAQなどを入力するだけで、AIが自動で英語のナレーション付き動画を生成。企業のグローバル展開における情報発信のコストと時間を大幅に削減します。

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ポイント

  • 1
    日本語の資料やテキストから、AIが英語のPR・マーケティング動画を自動生成
  • 2
    従来の動画制作コストを10分の1以下に削減し、専門スキルも不要
  • 3
    AIアバターの活用でブランディングを強化し、低コストな海外テストマーケティングも可能に

日本語コンテンツを元に、即時に英語動画へ

株式会社Mavericksが発表した動画生成AI「NoLang」の新機能は、企業のグローバル展開を強力に後押しするものとなりそうです。今回のテンプレート拡充により、日本語の製品カタログや紹介資料をアップロードするだけで、AIが製品の特長を解説する英語のデモ動画などを自動で作り出します。また、ECサイトのFAQやオウンドメディアの記事といった既存のテキスト資産も、英語のQ&A動画や要約解説動画に変換できるようになりました。

海外向け動画制作の「高い壁」を解消

近年、日本企業の海外売上高比率が過去最高を記録するなどグローバル化が加速する一方、海外向けの動画制作は大きな課題でした。専門的な翻訳や英語ナレーターの手配、字幕作成などが必要で、コストは国内向けの数倍に膨れ上がり、制作期間も長期化しがちだったのです。特に、情報の鮮度が重要な新製品リリースやキャンペーンにおいて、迅速な動画発信が難しいという実情がありました。

コスト1/10以下、マーケター自身が動画を内製

「NoLang」は、こうした課題を解決します。外部委託すれば数十万円以上かかっていた制作コストを10分の1以下に抑え、動画制作の専門スキルがないマーケティング担当者でも、必要な時にすぐ英語動画を作成できる環境を提供します。これにより、海外市場へ向けたスピーディーな情報発信が実現します。

さらに、100種類以上のアバターや、企業が持つキャラクター資産(Live2Dなど)を動画に活用し、ブランディングを強化することも可能です。月数万円の低コストで複数のパターンの動画を無制限に生成できるため、本格的な投資の前に、さまざまな訴求方法を試すA/Bテストといった、ローリスクなテストマーケティングも容易に行えるようになります。

Mavericksは今後、英語だけでなく他の主要言語への対応も順次拡大していく方針で、AIを通じて言語の壁を越え、日本企業のグローバルな事業展開を支援していくとしています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

海外進出のハードルは高く、特にPRやマーケティングのコストは大きな壁となっています。「NoLang」は、低コストで市場の反応を試す「最初の一歩」として有効であり、言語の壁をAIが取り払う好例と言えそうです。

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