
商品画像だけでモデル動画を自動生成、EC販促AIアプリ「heroshot」提供開始
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株式会社キャスターのグループ会社であるグラムスは、商品画像1枚からAIがモデル着用の動画や画像を自動生成するWebアプリケーション「heroshot(ヒーローショット)」の提供を開始しました。ECサイトでの動画活用の重要性が高まる一方、制作コストやリユース品などでの撮影の難しさが課題となっており、同サービスはこうした現場の悩みに応えるものとなります。
ポイント
- 1商品画像1枚からAIがモデル着用動画・画像を自動生成
- 2モデル撮影が困難な一点モノ商材のビジュアル訴求を強化
- 3既存ツールとの連携でEC出品業務全体の効率化も可能
グラムス株式会社が2025年10月20日より提供を開始した「heroshot」は、EC販促向けのクリエイティブ制作をAIで支援するWebアプリケーションです。ユーザーは服などの商品画像をアップロードするだけで、AIが生成したモデルが商品を着用している動画や画像を、わずか1分足らずで作成できます。
このツールの背景には、TikTokやInstagramリールなどを起点とした購買行動の一般化があります。EC販促の主戦場が動画へと移る中で、特にモデル撮影が難しいリユース品や一点モノの商材を扱う事業者にとっては、「着用イメージを伝えられない」という大きな課題がありました。「heroshot」は、こうした時間とコストがかかるモデル撮影や動画制作のプロセスをAIで代替し、解決を目指します。
「heroshot」の主な機能は、商品画像をもとにしたAIモデルの着用画像・動画の生成です。人物画像と商品画像をアップロードし、特定の人物に商品を着用させたイメージを生成することも可能です。これらの機能は、同社が10年以上にわたり蓄積してきた画像処理技術と複数のAIを組み合わせることで、背景になじむ自然な影やライティングを自動で合成し、プロ品質のクリエイティブを手軽に実現します。
さらに、ECの出品業務(ささげ業務)を自動化する同社の既存ツール「SASAGE.APP」との連携も特徴の一つです。「heroshot」で生成したビジュアルを「SASAGE.APP」上で管理・出品することで、EC運営全体のワークフローを効率化できるとしています。料金プランは、月に20クレジットまで利用できる無料プランのほか、事業規模に応じて選択できるプロプラン(月額936円〜)が用意されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
ECサイトで「着用イメージが湧かない」という課題は根強いですよね。特に中古アパレルなどでは大きな武器になりそうです。AIが生成したモデルや動画の自然さが、ユーザーにどう受け入れられるか注目したいです。

























