
シフト管理の次へ。「らくしふ AIエージェント」が現場データの分断を解消
公開日:
クラウドシフト管理サービス「らくしふ」を提供する株式会社クロスビットは、店舗運営に関わる多様なデータをAIが統合・分析する新サービス「らくしふ AIエージェント」を発表しました。シフトや売上、人件費といったバラバラに管理されがちなデータを横断的に扱い、自然言語での質問にリアルタイムで回答することで、現場と経営層の意思決定を支援するとしています。
ポイント
- 1シフト・勤怠・売上など、店舗運営の分断されたデータをAIが統合・分析
- 2「来月の最適な人員配置は?」といった自然な質問にAIがリアルタイムで回答
- 3現場と経営層の情報格差をなくし、データに基づいた迅速な意思決定を支援
株式会社クロスビットが新たに発表した「らくしふ AIエージェント」は、小売・外食・サービス業の現場が長年抱えてきた「データの分断」という課題の解決を目指すものです。これまで担当者ごとに管理されていたシフト、勤怠、売上、人件費、スタッフのスキルといった多様なデータをAIエージェントが横断的に統合。経験や勘に頼りがちだった現場の判断を、データに基づいて一貫して支援する環境の構築を進めます。
多くの店舗現場では、勤怠管理や売上管理など目的ごとに異なるシステムを利用しており、データを統合的に把握することが困難でした。店長などの管理者は、本来のマネジメント業務よりも、各システムからデータを集計・整理する作業に多くの時間を費やしているのが実情です。こうした属人的な運用は、判断の遅れや精度の低下を招き、経営層との間に情報格差を生む一因となっていました。
「らくしふ AIエージェント」は、こうした課題に対し、自然言語での対話を通じて解決策を提示します。例えば、「今月、残業が増えそうなスタッフは誰か?」「来月の天候を考慮した最適な人員配置案を教えて」といった高度な問いかけに対し、AIが関連データを自動で収集・分析し、レポートやシミュレーションを即座に生成。これまで数時間かかっていた作業が、わずか数秒で完結する未来を目指すとのことです。
同社は、AIが単純作業を代替することで、人はチームのマネジメントや人材育成といった、より創造的な業務に集中できるようになる「Workforce Enablement(ワークフォース イネーブルメント)」という思想を掲げています。AIが人を「置き換える」のではなく「支える」存在として機能することで、現場の生産性を高め、働き方を支えるプラットフォームへの進化を目指していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
現場の勘や経験に頼りがちだった店舗運営が、データに基づいて大きく変わる可能性を秘めていますね。AIを「参謀」として活用することで、店長の負担軽減と、より質の高いマネジメントの両立が期待できそうです。

















