
IFA・金融機関向けアドバイザリープラットフォーム「TrustEngines」提供開始
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株式会社キャピタル・アセット・プランニングとグループ会社の株式会社Trust Engineは、IFAや金融機関向けの「TrustEngines」を開発し、第一弾の機能提供を開始しました。現在の対象は、ファイナンシャルプランニング(FP)、決算書AI読取、AIアシスタントです。法人オーナーの財務分析や自社株評価の提案準備にも対応します。PM・CRMなどは2026年11月に追加する予定で、段階的に提供範囲を広げます。
ポイント
- 1IFA・金融機関向けにFP、決算書AI読取、AIアシスタントの提供を開始
- 2PDF・画像の決算書を財務分析や法人向け必要保障額、自社株評価へ活用
- 3PM・CRMと面談記録AIは2026年11月、個人向け必要保障額は年内に追加予定
開発の背景と課題
キャピタル・アセット・プランニングとTrust Engineは、顧客情報、面談記録、ライフプラン、保有資産が別々のシステムに分かれ、二重入力や業務の属人化が生じやすい点を開発の背景に挙げています。TrustEnginesは、共通ID・共通顧客データベースを軸に、提案と継続フォローをつなぐ構成です。
発表によると、日本の家計金融資産は2026年3月末時点で約2,386兆円です。金融商品仲介業者の登録外務員数は、法人ベースで2025年12月末の10,885人から2026年6月末の11,549人へ、約6.1%増えました。資産運用に加え、相続・事業承継の相談を扱うアドバイザーの情報管理を支援します。
提供開始した機能と追加予定
提供開始したのはFP機能、決算書AI読取、AIアシスタントです。PM(ポートフォリオマネジメント)やCRM(顧客管理)を含む構成全体と、現在の提供範囲は分けて確認する必要があります。
主な機能の提供時期は次のとおりです。
| 機能 | 主な内容 | 提供時期 |
|---|---|---|
| FP・法人オーナー向け機能 | キャッシュフロー・目標達成可能性の試算、法人向け必要保障額・自社株評価 | 提供開始 |
| 決算書AI読取・AIアシスタント | 決算書のデータ化、操作案内・データ確認・修正案提示 | 提供開始 |
| PM・CRM・アカウントアグリゲーション | 資産運用管理、面談履歴管理、口座情報の集約 | 2026年11月予定 |
| 面談記録AI | 面談内容の要約・整理、記録の下書き作成をCRMに搭載 | 2026年11月予定 |
| 個人向け必要保障額算出 | 家族の必要資金と保有金融資産を踏まえた生命保険の必要保障額算出 | 2026年内予定 |
出典:キャピタル・アセット・プランニング、Trust Engineの発表にある機能説明・提供状況・ロードマップ。
CRMや口座情報集約も含めて導入を検討する場合は、追加予定の時期と利用条件を確認することになります。
出典:キャピタル・アセット・プランニング、Trust Engine。TrustEnginesの構成と提供状況を示した図です。
ファイナンシャルプランニング機能
FP機能は、将来の目標と必要資金を起点に、収支、保有資産、将来インカムを踏まえてキャッシュフローを推計します。モンテカルロ・シミュレーションを用い、目標達成の可能性を確率で示します。
目標は「必要不可欠」「やりたいこと」「夢」に分けて設定します。提案前後の資産推移や達成可能性を比較し、配当・利金・償還金などの将来インカムを月次で可視化します。外貨建て資産については円高時の損益への影響も試算できます。
法人オーナー向け提案とAI支援
法人オーナー向けには、PDF・画像の決算書をAIが読み取り、貸借対照表と損益計算書をデータ化して項目名を標準化します。根拠を確認・補正したデータを、財務分析、運用余力、法人向け必要保障額、自社株評価へ引き継ぎます。法人向け必要保障額は、経営者に万一のことがあった際の事業継続等に必要となる死亡保障額です。
自社株評価は、現行方式に加え、検討中の見直し案に基づく参考試算も比較できます。見直し案を確定済みの制度として扱うものではありません。
AIアシスタントは画面上のチャットで操作案内やデータ確認に対応し、修正案を提示します。確認のうえで修正を反映する方式です。投資判断や最終的な提案内容はAIが決めず、アドバイザーが判断と説明を担います。
今後の連携と提供条件
2026年11月には、PM、面談記録AIを搭載したCRM、アカウントアグリゲーションを追加する予定です。金融資産を考慮した個人向け必要保障額算出は2026年内の追加を予定しています。
その後、証券会社とのAPI連携先の拡大や、富裕層向けコンサルティングプラットフォーム「WMW」とのデータ連携、AIによる入力支援・入力代行を進める計画です。これらは今後の展開であり、発表時点の提供済み機能には含めません。
対象はIFA、金融機関、会計事務所、保険代理店などです。金融機関ごとの要件に合わせたシステム連携やカスタマイズにも対応するとしています。発表には料金や具体的な契約条件の記載はありません。
Q&A
Q. TrustEnginesとは何ですか?
A. IFAや金融機関向けのアドバイザリープラットフォームです。FP、決算書AI読取、チャットによるAIアシスタントの提供を開始しました。
Q. CRMや面談記録AIも利用できますか?
A. CRMと面談記録AIは、PMやアカウントアグリゲーションとともに2026年11月の追加予定です。発表時点で提供済みとはされていません。
Q. 法人オーナー向けには何を扱えますか?
A. 決算書のAI読取データを、財務分析、運用余力、法人向け必要保障額、自社株評価へ引き継げます。根拠の確認・補正や最終判断は人が行います。
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O!Productニュース編集部からのコメント
決算書の読取結果を根拠と照合し、補正してから分析に使える点は、法人オーナーへの提案を準備する担当者が確認したいところです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

