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エクサウィザーズ、営業支援AIを「セールスエージェント」に刷新
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エクサウィザーズ、営業支援AIを「セールスエージェント」に刷新

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株式会社エクサウィザーズは、同社が提供する営業支援AIサービス「exaBase 面談要約」の名称を「exaBase セールスエージェント」に変更し、機能を大幅に強化すると発表しました。これまでの面談要約機能に加え、商談の準備からフォローアップまでを一貫して支援する自律型AIエージェントへと進化させ、営業組織の生産性向上を目指します。

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ポイント

  • 1
    面談の要約ツールから、営業プロセス全体を支援する自律型AIエージェントへ
  • 2
    日本の営業職の多くを占める対面営業に特化し、モバイルファースト
  • 3
    具体的な新機能を2025年冬頃より順次提供予定

「面談要約」から営業の“協働エージェント”へ

エクサウィザーズは2025年10月22日、営業支援AIサービス「exaBase 面談要約」を「exaBase セールスエージェント」へと名称変更しました。同社によれば、この変更は、単なる面談内容の要約にとどまらず、営業担当者に寄り添い、業務全体を支援する自律型AIエージェントへの進化を明確に示すためのものだとしています。

これまでも同サービスは、面談の録音データから自動で要約を生成する機能で利用されてきましたが、ユーザーからより包括的な営業支援へのニーズが高まっていたことが背景にあります。「営業を科学する」を新たなコンセプトに掲げ、各商談の文脈を蓄積・活用し、営業担当者の「次の一手」を導く“協働エージェント”としての役割を目指すとのことです。

商談の準備からフォローアップまで一貫サポート

今回の刷新に伴い、2025年冬頃から順次、新たなAIエージェント機能が追加される予定です。新機能は特に対面営業を行うフィールドセールス向けに最適化されており、モバイル端末での利用を前提とした設計が特徴です。

具体的には、商談前には過去の接点情報などから案件サマリーや想定Q&Aを自動で生成。商談中には顧客の課題や懸念をリアルタイムで抽出し、必要なアクションを提案します。さらに商談後には、CRMへの入力案やフォローアップメールの草案、次回提案書の骨子作成までをAIが支援し、営業担当者の業務効率化を強力に後押しします。

なお、現在「exaBase 面談要約」を利用しているユーザーは、同じアカウントと料金プランで引き続きサービスを利用でき、今後追加されるAIエージェント機能も順次利用可能になる予定です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

面談要約から営業全体の支援へと拡張する今回のアップデートは、営業現場でAIを実務に組み込む動きの加速を示しています。商談履歴を学習資産として活用する発想は、営業の生産性と再現性を高める鍵となりそうです。

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