
法人AI「ChatSense」、Googleの最新画像生成AI「Nano Banana」に対応
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株式会社ナレッジセンスは、同社が提供する法人向けAIエージェント「ChatSense」において、Googleの最新画像生成AIモデル「Nano Banana」への対応を完了したと発表しました。これにより、企業ユーザーは従来のOpenAI製モデルに加え、新たな選択肢としてGoogleの高性能なAIを活用できるようになります。
ポイント
- 1Googleの最新画像生成AI「Nano Banana」が法人向けサービスで利用可能に
- 2日本語での画像編集指示や、人物・商品の一貫性を保つ機能が特徴
- 3管理者が利用モデルを選択でき、企業のポリシーに合わせた運用が可能
ビジネス向け画像生成の選択肢が拡大
株式会社ナレッジセンスは10月28日、法人向けAIエージェント「ChatSense」の画像生成機能が、Googleの最新AIモデル「Nano Banana」(別名: Gemini 2.5 Flash Image)に対応したことを明らかにしました。同社の発表によると、一部のビジネスプランユーザーから順次利用可能になる予定です。
ChatSenseはこれまでも、OpenAI社の「DALL·E 3」などのモデルを用いた画像生成機能を提供してきましたが、高品質なAIをビジネスで活用したいという顧客からの要望を受け、対応モデルの拡充を決定しました。
日本語での編集指示も可能な「Nano Banana」
「Nano Banana」は、高品質な画像を生成するだけでなく、生成した画像に対して日本語で編集指示を出せる点が大きな特徴です。また、人物や商品の一貫性を保つ能力にも長けており、商品パッケージのデザインやファッション、プレゼンテーション資料の挿絵など、多様なビジネスシーンでの業務効率化が期待されています。
さらに、生成された画像にはデジタル透かし技術「SynthID」が埋め込まれており、AIによって作られた画像であることを識別できるため、企業コンプライアンスの観点からも安心して利用できるとしています。
企業の利用実態に合わせた管理機能
今回の対応により、ChatSenseの管理者は、組織内で利用する画像生成AIを「DALL·E 3」と「Nano Banana」から選択できるようになります。また、従来通り、画像生成機能自体を組織全体で無効にすることも可能で、各企業のセキュリティポリシーに合わせた柔軟な運用を実現します。
ChatSenseは、チャット内容がAIの学習データとして利用されるのを防ぐ機能や、プロンプトの社内共有機能などを備えた、セキュリティと利便性を両立させた法人向けサービスで、すでに500社以上での導入実績があります。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
画像生成AIの選択肢が増えるのは、ユーザーにとって朗報です。特にGoogleとOpenAIという二大巨頭のモデルを一つのサービス上で使い分けられるのは大きな利点でしょう。用途や求める品質に応じて最適なツールを選べるようになり、ビジネス活用の幅がさらに広がりそうですね。













