
Stellagent、ChatGPT内にECショップを最短30日で開設する「Omise AI」を提供開始
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AIサービス開発を手がけるStellagent株式会社が、ChatGPT内に自社専用のECショップアプリを開設できる受託開発サービス「Omise AI」の提供を開始しました。これにより、小売・EC事業者は週間8億人とも言われるChatGPTユーザーに対し、新たな販売チャネルを構築できるようになります。
ポイント
- 1ChatGPT上で商品を提案・販売する「AI店舗」を最短30日で開設
- 2「悩み相談」段階のユーザーにアプローチし、新たな顧客接点を創出
- 3Shopifyなど既存ECシステムと連携し、技術知識ゼロで導入可能
Stellagent株式会社は2025年12月17日、小売・EC事業者向けの「ChatGPT内ECショップ構築・運用支援サービス」として「Omise AI」の提供を開始したと発表しました。このサービスは、既存のECサイトや在庫管理システムと連携させながら、ChatGPT上に自社専用のショップアプリを構築するものです。
近年、消費者は商品を購入する前に「何を選べばいいか分からない」といった相談フェーズを経ることが増えており、対話型のAIはこのニーズに応える新しい顧客接点として注目されています。しかし、ChatGPT上で動作するアプリの開発には専門知識が必要で、多くの事業者にとって参入のハードルとなっていました。「Omise AI」は、この課題を解決し、企画からシステム実装、OpenAIへの申請、公開後の運用までをワンストップで支援します。
サービスの大きな特長は、シームレスな購買体験を実現できる点です。「予算3万円でデート服を探して」といった曖昧な相談に対し、AIが対話を通じて商品を提案。ユーザーはチャットの流れの中で商品を比較検討し、そのまま購入画面へ進むことができます。これにより、広告からECサイトへ遷移する過程で起こりがちな離脱を防ぎ、機会損失の最小化が期待できます。
導入プランは、事業規模に応じて3種類が用意されています。小規模事業者向けには300商品まで対応する「スタータープラン」(80万円〜)、成長中のEC事業者向けには「ベーシックプラン」(220万円〜)、大規模なシステム連携が必要な企業向けには「エンタープライズプラン」(個別見積もり)が提供されます。同社は今後、他の生成AIプラットフォームとの連携も視野に入れ、AIコマースの普及を推進していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIとの対話が日常になる中で、企業がどう顧客と接点を持つか、その一つの解になりそうですね。特に、比較検討段階のユーザーを自然な会話で囲い込めるのは、大きな強みになりそうです。




















