
プロンプトから直接コード生成。Ragateがデザイン不要のUI/UX開発支援サービスを開始
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Ragate株式会社は、AIを活用してUIデザイン工程を完全に省略する、新たなUI/UX開発支援サービス「AIバイブコーディング活用 高品質&高生産性UI/UX開発支援」の提供を開始しました。自然言語の指示(プロンプト)から直接画面を実装することで、開発期間を最大60%短縮し、デザインと実装の間に生じる手戻りを根本から解消することを目指します。
ポイント
- 1ワイヤーフレーム不要、プロンプトから直接画面を実装する「デザイン工程ゼロ」の高速開発
- 2独自のLLM運用ノウハウとプロンプト技術で高品質なUI出力を実現
- 3ノーコードの限界を超え、保守性や拡張性を担保する柔軟なプロコード開発
Ragateが新たに提供を開始したこのサービスは、従来のUI/UX開発における「デザインから実装へ」というプロセスを根底から見直すものです。最大の特徴は、ワイヤーフレームやモックアップといったデザイン作成の工程を完全にスキップし、プロンプトエンジニアリングを用いて自然言語の指示から直接、動作する画面コードを生成する点にあります。
この革新的なアプローチは、同社独自のLLM運用ノウハウと、AIコーディングツール「Cursor」の環境を駆使することで実現されています。プロジェクトごとに最適なLLMモデルを選定し、独自のプロンプト技術を組み合わせることで、高精度なUI出力を可能にしました。これにより、デザインレビューの待ち時間や、デザインと実装の乖離による手戻りがなくなり、開発サイクルが劇的に短縮されるとしています。
また、このサービスはノーコードツールの手軽さを超える柔軟性も備えています。生成されるコードはTypeScriptによる型安全なプロコードであるため、保守性や拡張性を完全に担保。ノーコードツールでは対応が難しいミッションクリティカルな業務画面や、細かなアニメーション表現など、複雑な要件にも柔軟に対応できるのが強みです。
多くの企業でDXが加速する一方、UIデザインから実装までのリードタイムの長さや、開発の手戻りがビジネスのスピードを阻害する大きな課題となっていました。Ragateは、デザインと実装の境界をなくす本サービスを通じて、こうした課題を解決し、プロダクト開発の生産性を根本から変革することを目指す考えです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
「デザインと実装の分断」は多くの開発現場が抱える根深い課題です。AIがこの境界を曖昧にすることで、プロダクト開発のあり方そのものが変わる可能性を秘めていますね。特にスピードが求められる新規事業開発などで強力な武器になりそうです。


















