弁護士が開発した広告チェックAI「ad-vis」が正式リリース、生成AIで適法性を自動判定
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弁護士法人ユニヴィス法律事務所は、生成AIを活用して広告表示の適法性をチェックするアプリ「ad-vis」の正式版をリリースしたと発表しました。年々厳格化する広告規制に対応するため、事業者側のチェック業務の負担を軽減し、広告にまつわるトラブルを未然に防ぐことを目指します。
ポイント
- 1広告文やURLを入力するだけで、生成AIが適法性を自動でチェック
- 2広告規制を専門とする現役弁護士が開発に直接関与し、高い判定精度を実現
- 3まずは化粧品分野から、今後は金融など多業界への展開を予定
ユニヴィス法律事務所が発表した「ad-vis」は、広告文のテキストだけでなく、広告を含むファイルやWebサイトのURLを入力するだけで、AIがその内容を解析し、適法性を判定するアプリケーションです。これにより、事業担当者による一次チェックや社内レビューの迅速化・効率化が期待されます。
このアプリの最大の特徴は、広告の表示規制対応を専門とする現役の弁護士が開発を直接担当している点にあります。法令や業界ガイドラインの知識はもちろん、実務で培われた知見や感覚をAIの判定ロジックに反映させることで、より実践的で精度の高いチェック機能を実現したとのことです。
サービス開始時点では、特に規制が厳しいとされる化粧品分野を中心に、健康食品、医療、不動産分野の広告チェック機能を搭載。広告制作やマーケティングを支援する広告代理店なども活用することで、表現チェックや修正指示の負担を減らし、制作・運用業務全体の効率化に貢献するとしています。
同事務所によれば、今後は金融分野など、独自の広告規制を持つ他の業界へも対応範囲を順次拡大していく計画です。専門家の知見とAI技術を組み合わせることで、事業者と消費者の双方にとって、より安全で信頼性の高い広告環境の実現を目指す考えを示しました。
引用元：PR TIMES
O!Productニュース編集部からのコメント
景表法や薬機法など広告規制は複雑ですが、専門家の知見を手軽に利用できるのは心強いですね。特に法務担当がいない中小企業やスタートアップにとって、コンプライアンス強化と業務効率化を両立できる、強力な味方になりそうです。
